一部改良版・新型 ランドクルーザー300の案内は2024年12月中旬予定!アルヴェルの改良は当面無し?トヨタが2024年8月30日時点での最新工場出荷目途を更新

2024年後半戦は、トヨタの新型車発売は望み薄?

2024年も後半に差し掛かり、当初2024年春頃に発売を計画されていたトヨタ新世代クラウンシリーズの最終モデル・新型 クラウンエステート(Toyota New Crown Estate)ですが、型式指定における不正問題により発売時期が大幅に遅れています。

その他の改良モデルやマイナーチェンジモデルにおいても、発表・発売時期が遅れるとの噂ですが、現時点で販売本部からトヨタディーラーに通達されている情報をいくつか見ていきたいと思います。

またこれに加えて、2024年8月30日時点での最新工場出荷目途一覧も見ていきましょう。


ランドクルーザー300”初”の改良に関する案内は2024年12月中旬を予定

まずは2021年8月に発売されて3年以上が経過した、トヨタ新型 ランドクルーザー300について。

本モデルについては、以前より2024年12月頃に改良に関する案内もしくは発表を予定しているとの情報をお伝えしましたが、2024年8月下旬の時点でトヨタディーラーにも新たな通達があったとのこと。

具体的には「2024年12月中旬に一部改良の通達がある」とのことですが、具体的な発表・発売時期に加えて、生産開始時期までは未定の段階にあるようです。

改良内容は小規模程度のようだ

そして多くの方が気になっているであろうランクル300の改良・変更内容ですが、概要としては以下の通りで、内外装が大きく変更するようなマイナーチェンジ相当ではなく、あくまでも年次改良レベルに留まるようです。

■新世代コネクティッドナビの採用(ナビサイズが現状維持で12.3インチのまま)

■CD/DVDデッキの廃止

■予防安全装備Toyota Safety Senseのアップデート(ランクル250相当)

以上の通りとなります。

前回噂された12.3インチフル液晶メーターや、12.3インチ → 14インチディスプレイオーディオへのサイズアップ、ボディカラーの変更、内装カラーの見直しといった概要は無いとのことですし、早期的に購入・契約したにもかかわらず、未だ納車されていない方のことを考慮して、可能な限り値上げ幅は抑える計画なのだそう。

一方で、SNSなどにて噂されている「値上げ分をメーカーまたはディーラー側が負担する」ような話は一切無いとのことなので、この点は値引き・割引きや下取り額を引き上げるなどの対策が行われるのではないかと予想しています。

2025年モデルのアルファード/ヴェルファイアに関する発売情報は一切無し

続いては、以前より自動車情報誌ベストカーさんでも度々報道されている、新型 アルファード(New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア(New VELLFIRE, 40系)の一部改良情報について。

噂によれば、2024年9月~10月頃にかけて廉価グレードXの追加(価格は450万円程度?)や、2列4人乗り仕様のスペーシャスラウンジ(Spacious Lounge)の追加、更にはプラグインハイブリッド(PHEV)の追加といった情報がありましたが、トヨタディーラーにはこれらの情報は入ってきていないとのことでした。

ただ、2023年モデルのアルファード/ヴェルファイアの追加生産枠は確保されているそうで、しかし最上級グレードとなるExecutive Loungeに関しては、元々年間の生産数自体が少ない関係で追加枠は設けられていないそうです。

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