【価格は日本円で800万円超え!】マツダがベルギー向けに限定24台のみとなるNDロードスター”Geshi(夏至)”を発表!日本の伝統的な季節にちなんだ1台
ロードスター生誕35周年記念ではなく、NDロードスター生誕10周年を記念する特別仕様車
マツダのベルギー法人が、オープン2ドアスポーツモデルとなるNDロードスターをベースとした特別仕様車を発表しました。
今回発表された特別仕様車は、日本の伝統的な太陽暦の24の季節にちなんで24台のみ生産される「夏至(Geshi)」。
夏至は、二十四節気の第10で、北半球ではこの日が1年のうちで最も昼の時間が長く、南半球では、北半球の夏至の日に最も昼の時間が短くなる時期を指します。
果たしてどのような仕様なのか?チェックしていきましょう。
ジゼルレーシングとのコラボによって実現した特別なコンプリートカー
こちらが今回、マツダのベルギー法人より発表された限定24台のみ販売される特別仕様車NDロードスター”Geshi(夏至)”。
このモデルは、マツダ・サンミッシェルとジゼルレーシングとの共同開発により実現した公式コンプリートカーで、専用のボディカラーに塗装され、BBS製ホイール、ローダウンサスペンション、更には専用エキゾーストシステムをインストールしています。
2024年9月で生誕35周年となるロードスター(MX-5)ですが、今回のモデルは35周年を記念するモデルではなく、どちらかというとNDロードスターとして誕生して10周年を記念する特別モデル。
今でもベルギー市場では「最も手頃で楽しいスポーツモデル」の1つとして絶大なる人気を集めていて、このモデルを華々しく送り出すため、ベルギーのディーラーであるマツダ・サンミッシェルの提案で実現した一台とのこと。
NDロードスター”Geshi”は、ブリュッセルを拠点とするマツダのチューニングとレースの専門家であるジゼルレーシングとのコラボで実現した一台で、ユニークなスタイリングと特注のアクセサリー、調整されたシャーシで走行性能を向上。
エンジンはアメリカ仕様の2.0L直4 NA!欧州では手に入らない最後の2リッターモデル
エンジン関しては、欧州市場で生産中止となった排気量2.0L 直列4気筒自然吸気エンジンSKYACTIV-Gを搭載するとのことで、正真正銘「最後の2.0Lスポーツモデル」になるとのこと。
ちなみにこのエンジンは、アメリカ仕様の2.0L直4と同じだそうで、最高出力184ps/最大トルク205NMを発揮する貴重な一台となりそうです。
まさか日本の伝統にちなんで”夏至(Geshi)”と名付けるとは…
そしてこの車名に付けられた”(Geshi)”ですが、先ほどもお伝えしたように「夏至」よりインスピレーションを得ており、日本の伝統的な太陽暦である節気の24の季節にちなんで、生産台数は僅か24台のみ。
マツダ・サンミッシェル曰く、今後は”Geshi”に続いて「秋分」にインスピレーションを得た”Shubun”も発売されるとのことですが、もしも全24種類の特別仕様車が登場するとしたら、それはそれで何だか面白そう。
ちなみにGeshiのボディカラーは、NAロードスター時代のクラシカルなブリティッシュグリーンを彷彿とさせる特別カラーで、そこにホワイト×ブラック×イエローのトリコロールストライプを追加。
そして足元には、BBS製のマルチスポークアルミホイールにイエローのブレーキキャリパーを標準装備したオシャレ仕様。