北米トヨタが新型プリウス/RAV4のPHEVモデル名を「プライム(Prime)」→「PHEV」に変更へ。スバル新型クロストレックのサイドミラーが振動するとして訴訟問題に

北米トヨタが突如としてPHEVモデルの名称を変更!

アメリカ市場向けとして販売されている、トヨタのプラグインハイブリッド(PHEV)モデルの現行プリウス・プライム (Toyota New Prius Prime)とRAV4・プライム。

今回、これらのモデルについてトヨタのアメリカ法人は、正式に「プリウス PHEV」と「RAV4 PHEV」という名称に変更することを明らかにしました。

トヨタのラインナップモデルでプライム (Prime)という名称が採用されたのは、2017年の第4世代プリウスが始まりで、その後2019年にRAV4プライムも登場しました。


「プライム」という名称だと、プラグインハイブリッドだとわかりづらい

今回、トヨタがプライムという名称を廃止にした理由としては、「プライムという名称だと、プラグインハイブリッド(PHEV)だと認識しづらいから」。

そしてトヨタは、今後ラインナップするトヨタのPHEVモデルに関しては、モデル名を「〇〇プライム」から「〇〇PHEV」に変更し、車両のフロント・リアにあるロゴエンブレムのブルー背景を廃止にすることを明らかにしました。

トヨタロゴ(エンブレム)のブルー背景も廃止へ

元々トヨタは、ガソリンとハイブリッドの差別化のために、ハイブリッドモデルのエンブレム背景をブルーに設定していましたが、直近のハイブリッドモデルではブルー背景を廃止にしていました。

アメリカでは、PHEVモデルの背景が未だブルーだったことから、こちらもガソリンモデルと共通のロゴにすることで製造ラインの簡素化が狙いなのかもしれませんね。

「プライム (Prime)」という名称は、日本市場などには無い特別な名前でしたが、シンプルにPHEVモデルを求めているユーザーからすると「プライムって名前だと認識しづらいから、普通にPHEVだけで十分なんだけど」と思われる方も多いのかもしれません。

ちなみに、トヨタの直近のハイブリッドモデルのバッジは「HYBRID」 → 「Beyond Zero」へと変更されているため、その流れがPHEVにも拡大しているのでしょうね。

プライムからPHEVへの変更については、2025年より開始される予定ですが、PHEVのスペックに関しては、以下の通り変更されないそうです。

[RAV4 PHEV]
・四輪駆動[E-Four]
・EVのみでの航続可能距離:67.6km
・カタログ平均燃費:16.2km/L

[プリウス PHEV]
・システム総出力:220hp
・EVのみでの航続可能距離:70.8km
・カタログ平均燃費:22.1km/L

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