また変な噂が流れて来たな…ホンダ新型シビックタイプR (FL5)がリコールの絡みで大幅減産&生産停止?事実か否か販売店に確認してみた

何やらSNSではシビックタイプR (FL5)が大幅に減産されるとの噂があるようだが?

2024年2月に私に納車されて8か月が経過した、ホンダ新型シビックタイプR (Honda New Civic Type R, FL5)。

本モデルの走行距離も、もうすぐ6,000kmに到達するため、複数台所有している身としては”結構走っている方”だと思います。

特に目立った不具合やトラブルなどもなく、以前何かと騒がせていたパワーステアリングのカクツキに関するリコールも対象ではあったものの、そういったカクツキは今のところ起きていません。

このパワーステアリングの不具合については、ほぼ全てのFL5がリコールの対象になると言われていますが、そのリコールの影響で「大幅減産する」「対象台数が多いので生産停止するのでは?」との噂が浮上しているようです。


実際にホンダディーラーにて確認してみた

先日、私が他に所有するWR-Vの納車後6か月点検を受けるため、いつもお世話になっているホンダディーラーに訪問し、待ち時間の間にFL5の減産・生産停止の噂、納期などについて確認してみることに。

結論としては、「大幅減産・生産停止に関するメーカーからの通達は販売店には一切来ていない」とのことで、反対に生産ペースは高い水準を維持しているとのこと。

参考までに、FL5の月間販売台数(目標)は「400台」となっていますが、各月の販売・登録台数は以下の通り。

【シビックタイプR (FL5)の2024年の販売・登録台数一覧】

2024年9月:約560台

2024年8月:約500台

2024年7月:約850台

2024年6月:約720台

2024年5月:約650台

2024年4月:約640台

2024年3月:約830台

2024年2月:約950台

2024年1月:約680台


2024年1月~9月:6,380台

以上の通り、あくまでも概算ではありますが2024年1月~9月に販売・登録されたFL5の累計台数は6,380台で、これを月換算にすると約709台。

つまり目標値よりも+300台多く販売・登録されているため、減産どころか常に増産ペースであることがわかります。

2023年の販売・登録ペースも目標台数を超えている

更に過去の販売・登録台数へとさかのぼってみると…

【シビックタイプR (FL5)の2023年の販売・登録台数一覧】

2023年12月:約280台

2023年11月:約610台

2023年10月:約430台

2023年9月:約650台

2023年8月:約330台

2023年7月:約340台

2023年6月:約230台

2023年5月:約150台

2023年4月:約200台

2023年3月:約1,000台

2023年2月:約800台

2023年1月:約420台


2023年1月~12月:約5,440台

以上の通り、2023年1月~12月は通年で約5,440台が販売・登録されており、月によって高低差はかなり大きいものの、それでも月平均では約453台とプレスリリースの目標台数よりも高いことがわかりますね。

2ページ目:リコール届出後のこれから生産される車両たちはどうなる?