フィアット500/パンダにリコール→バックすると「何かが起こる」ようだ…マクラーレンGTも運転中にボンネットが開く恐れ。BMW X5やポルシェ911ダカールにもリコール
バックしようとすると”何かが起こる”模様
まずは、フィアットの主力モデル500とパンダ (Fiat Panda)の2車種・計454台にリコール。
不具合内容としては、リバースギアスイッチにおいて、内部部品の組付け不良のため、ギアをリバースにした際にスイッチが適切に作動しないことがあるとのこと。
そのため、後退灯が点灯せず、メーターに警告メッセージが表示され、また後方カメラとパーキングセンサーが作動しないおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は起きておらず、本国からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][フィアット500]
・3BA-31209/ZFABF1B80PJH56801~ZFABF1C8XPJH96589/令和05年06月06日~令和05年11月20日/429台・3BA-31212/ZFABF1BG0PJH62069~ZFABF1BGXPJH62449/令和05年0 月17日~令和05年09月05日/22台
[フィアット・パンダ]
・7BA-13909/ZFABF6G81P3J37972~ZFABF6G8XP3J37985/令和05年08月23日/3台
改善措置としては、全車両、リバースギアスイッチに刻印されている製造番号を確認し、不具合品に該当する場合は良品に交換するリコール作業を実施するとのことです。
最悪の場合、エアバッグによる乗員保護性能を担保できない恐れ
続いて、ポルシェ新型911ダカール (Porsche New 911 Dakar)の1車種・計41台にリコール。
不具合内容としては、前面及び後面ガラスにおいて、ガラス製造時の洗浄工程が不適切なため、ガラスの接着が不十分なものがあるとのこと。
そのため、ガラス接着面からの水浸入や走行中の風切り音が発生し、最悪の場合、車両衝突時にエアバッグの衝撃で前面ガラスが外れ、エアバッグによる乗員保護性能を担保することができないとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は起きておらず、本国からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][ポルシェ911ダカール]
・-992NC2-/WP0ZZZ99ZPS225122~WP0ZZZ99ZPS225718/令和 5 年 5 月 25 日~令和 5 年 10 月 31 日/41台
改善措置としては、全車両、前面及び後面ガラスを点検し、異常がある場合は該当するガラスを良品と交換するリコール作業を実施するとのことです。
2ページ目:BMW X3/X5/X6のディーゼルモデルが排ガス基準を満足できない…マクラーレンGTは走行中にボンネットが開く恐れがあるとしてリコール