2025年のホンダは、どんな新車・新型車を発表するかを予想してみる。FMC後”初”となるマイチェン版ステップワゴンや、令和のデートカー・新型プレリュードなど…
2025年も様々な新車・新型車に期待したいホンダ車
2024年も様々な新車・新型車が登場してきたホンダですが、個人的にちょっと気になっているのは、「2025年のホンダは、どのような新車・新型車が発売されるのか?」ということ。
現時点では具体的な車種は明らかになっていませんが、2024年11月末~12月にかけて、ホンダメーカーとディーラースタッフを対象に(毎年恒例の)製品勉強会が実施されるため、そのタイミングで「どの車種がフルモデルチェンジ/マイナーチェンジ/一部改良するのか」「どの車種が新しく追加されるのか」が明らかになる予定です。
2025年も、個人的に気になる車種は購入できればと考えていますが、一体どのようなモデルが登場するのか予想していきましょう。
予想➀:ステップワゴン
まずは、ミドルサイズミニバンのステップワゴン (Honda New STEPWGN, RP型)。
2022年5月に発売されて2年5か月以上が経過しましたが、材料費や物流費の高騰を理由に価格改訂が2度実施されただけで、これといった一部改良やマイナーチェンジは実施されていません。
そんなステップワゴンも、遂に2025年4月で現行モデルの目標台数に到達&生産終了する予定なので、2024年内に新規での受注・販売が終了する予定です。
つまり、2025年春頃には待望のマイナーチェンジが実施される予定ですが、現時点ではどのような改良・変更が入るかは不明。
そろそろステップワゴン e:HEVにも四輪駆動[4WD]を設定してほしいが…
これまでの傾向を考えると、特別仕様車が登場するならば、グロスブラックをアクセントとしたブラックスタイル (Black Style)なるものが登場することが考えられますし、ユーザーからの要望の多いハイブリッド e:HEVの四輪駆動[4WD]が追加されても不思議ではないところ。
ただ四輪駆動[4WD]モデルともなると、電気モーターやプロペラシャフトの構造上、センターフロアが盛り上がってしまい、3列8人乗り用のベンチシートの設定が難しく、3列7人乗りに限定されることも考えられそう。
あとは、ステップワゴンの特徴の一つである3列目の床下収納がプロペラシャフトと干渉してしまい、物理的に四輪駆動[4WD]が実現できない…といった問題もあるのかもしれません。
予想②:プレリュード
続いては、2025年中頃に登場するのでは?と噂れているフルモデルチェンジ版・新型プレリュード (New Prelude)。
既にドイツの公道では、何度か開発車両がスパイショットされており、ジャパンモビリティショー2023にて出展されたコンセプトモデルから大きく変更されることなく、キープコンセプトという形で登場することが期待されています。
先代プレリュードは、伸びやかなフロントノーズが印象的な2ドアスポーツクーペで、デートカーとしても注目された一台ですが、今回の新型プレリュードも2ドアクーペを守りつつ「令和のデートカー」として復活することになりそう。
ハイブリッドモデルであることは確実だが、トランスミッションはどうなる?
現時点では、どのようなスペックとなるのかは不明なままですが、事前情報ではピュアEVではなくハイブリッドモデルとして登場する予定で、更にトランスミッションの味付けもプレリュード専用にチューニングしていることから、一部ではフェイクMTが搭載されるのでは?との見方も。
CR-Z以来のハイブリッド×マニュアルトランスミッション(MT)が期待されたプレリュードですが、シビック e:HEVやZR-V e:HEVといった、排気量2.0L 直列4気筒直噴エンジン+デュアルモーターを組み合わせたパワートレインとなる可能性があるそうで、さすがに販売台数が多く見込めない一台であることを考えると、ホンダとしてもそこまで膨大な開発費を投じることが難しいのかもしれません。