ホンダとスズキがインド向けに新型アメイズとディザイアのティーザー画像を公開!次期アメイズはヴェゼル顔に…スズキ幹部が「ジムニーのEV化は特性を台無しにする」と苦言
まさか競合セダン同士が、同じタイミングで次期型のティーザー画像を公開するとは…
ホンダのインド法人であるホンダ・インディアと、スズキのインド法人であるマルチ・スズキが、それぞれの主力セダンとなるフルモデルチェンジ版・新型アメイズ (Honda New Amaze)/新型ディザイア (Suzuki New Dzire)のティーザー画像を公開しました。
どちらもインド市場向けの主力コンパクトセダンとなりますが、競合ブランド同士で全く同じタイミングでティーザー画像を公開したのは史上初。
そしてフロントマスクも明確に公開されたわけですが、何れも特徴的な顔つきとなっているようです。
まるでヴェゼル顔?になったホンダ新型アメイズ
まずは、ホンダ・インディアが公開したフルモデルチェンジ版・新型アメイズのティーザー画像から見ていきましょう。
上の画像にもある通り、フロントのハニカムグリルや眉毛タイプのLEDデイタイムランニングライトのレイアウトは、ホンダがグローバルモデルとして展開している現行ヴェゼル (New Vezel)そのもの。
ただ、ヘッドライト意匠はどことなくWR-Vに近いことから、WR-Vセダンもしくはヴェゼル・セダンというイメージなのかも。
ちなみにこちらが、現行ヴェゼルのフロントマスク。
そしてこちらが、現行WR-Vのフロントマスク。
こうして見ると、ヴェゼルとWR-Vのフロントマスクをミックスしてコンパクトセダンに仕上げのが次期アメイズになるのだと予想されますが、意外と有りそうで無かったデザインですし個人的には結構好み。
次期型は2代目からのキャリーオーバー?
ちなみに、インド市場向けに販売されているアメイズは2代目になり、現行シティのプラットフォームをベースにした派生モデルですが、3代目ではどのモデルのプラットフォームがベースになるのかは不明。
パワートレインも、現行2代目では排気量1.2L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力90psを発揮、トランスミッションは5速MTのみですが、おそらく3代目も同様のエンジンが搭載され、トランスミッションは5速MTとCVTの2種類が設定されるのでは?と予想されています。
スイフトセダンともいわれていたスズキ新型ディザイアは全くの別物に?
続いては、マルチ・スズキが公開した次期ディザイアのティーザー画像を見ていきましょう。
現行3代目までは、スイフトのフロントマスクを用いたセダンモデルというイメージでしたが、今回の4代目はスイフトとは全くの別物で、フロントの水平基調グリルが高級感を演出し、しかもグリル面積も拡大しているためにオラオラ感が増していますね。
ヘッドライト意匠も洗練され、水平基調のLEDデイライトとリフレクター式と思われるLEDヘッドライトが確認できます。
プラットフォームについては、スズキが主力モデルのほとんどに活用しているHeartectをベースにしているそうで、パワートレインは排気量1.2L 直列3気筒自然吸気エンジンが搭載され、最高出力83psを発揮、トランスミッションは5速MTとCVTの2種類をラインナップするとのこと。
All New Maruti Dzire fully revealed!
なお新型ディザイアについては、既に公道でも多数スパイショットされており、エクステリアにはカモフラージュラッピングによる偽装が一切施されていないため、マルチ・スズキ側も特に隠すつもりは無さそう。
むしろスパイショットされてSNSなどで拡散された方が宣伝にもつながるため、購入検討もしやすくて好都合なのかもしれませんね。
Dazzling-New DZIRE | Bookings Open!
そしてこちらの動画は、マルチ・スズキ公式が公開している新型ディザイアのティーザー動画。
一部フロントマスクが明らかになり、更に内装も上質な仕上がりになっていることをアピールしています。