トヨタ新型クラウンセダンが安全性能評価でファイブスター賞を獲得!一方でYouTuber・ぬぬふぁくとりーのクラウンセダンのタイヤホイールが盗まれる被害が発生

トヨタのフラッグシップセダンでお馴染み新型クラウンセダンがファイブスター賞を獲得!

トヨタの新世代クラウンシリーズで第三弾となる新型クラウンセダン (Toyota New Crown Sedan)が、国土交通省とナスバ((独)自動車事故対策機構)が自動車の安全性能を評価・公表する「自動車アセスメント」において、最高評価となる「ファイブスター賞」を獲得しました。

2024年度より、交差点における事故に対応した「衝突被害軽減ブレーキ」の評価、相手車への影響も考慮した「新オフセット前面衝突」の評価等を新たに導入するとともに、交通標識認識システム(TSR)に関する情報提供を始めたわけですが、これらの評価内容も含めてのファイブスター賞獲得、クラウンセダンが初めてとなります。

この他にも、著名YouTuber・ぬぬふぁくとりーチャンネルの愛車であるクラウンセダンのタイヤホイールが盗まれる事件が発生したため、こちらについてもチェックしていきたいと思います。


クラウンセダンの安全性能の特徴をチェック

安全性能評価結果を確認する前に、クラウンセダンの安全性能面の特徴を見ていきましょう。

➀予防安全性能

自車が交差点右折時に直進してくる対向車や、交差点へ進入する際に交差する車両・自動二輪車を検出、ブザーと表示で衝突の可能性を知らせると同時に作動する、衝突回避や被害軽減をサポートするプリクラッシュブレーキの他、複数の予防安全システムをパッケージ化して標準装備。

踏み間違いなどによる衝突被害の軽減に寄与する踏み間違い時加速抑制装置は、歩行者や自転車運転者等を検知し加速抑制する低速時加速抑制機能を追加するなど支援範囲を拡大。


②衝突安全性能

全方位コンパティビリティボディ構造と、最適に配置、設計されたSRSエアバッグによって、万が一の衝突時の乗員の傷害低減に貢献。

歩行者との万が一の衝突時、歩行者への衝撃を緩和する歩行者傷害軽減ボディ構造に加え、フード後方を瞬時に持ち上げフード下の空間を広げることで、歩行者の頭部への衝撃を緩和するポップアップフードを採用。


③事故発生時の救助

事故時にエアバッグが展開した場合、自動でオペレータに接続して救援機関に通報するための車載通信機を標準装備。

車両データから重症確率を推定してドクターヘリの出動を要請する先進事故自動通報システムにも対応。

クラウンセダンの評価結果を見ていこう

クラウンセダンの安全性能の特徴を確認した上で、自動車安全性能評価結果を見ていきましょう。

[予防安全]
評価:Aランク
評点:97%(83.78点/85.8点満点)

■評価の内訳
・AEBS(対歩:昼):100%
・AEBS(対歩:夜):100%
・AEBS(対自転車):98%
・AEBS(交差点):76%
・車線逸脱抑制:100%
・高機能前照灯:100%
・ペダル踏み間違い時加速抑制:100%


[衝突安全]
評価:Aランク
評点:92%(92.52点/100点満点)

■評価の内訳
・フルラップ前面衝突:99%
・新オフセット前面衝突:87%
・側面衝突:100%
・後面衝突頸部保護:94%
・歩行者頭部保護:87%
・歩行者脚部保護:96%
・シートベルトリマインダー:88%


[事故自動緊急通報装置]
評価:線新型
評点:100%(8点/8点満点)


[総合評価]
評価:★★★★★(ファイブスター)
評点:95%(184.30点/193.8点満点)

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