マツダがフルモデルチェンジ版・新型CX-5に関する一部情報を解禁!やはり自社製ハイブリッドを採用へ…更にSKYACTIV-Zエンジンを開発中であることも明らかに

遂にマツダが次期CX-5と新開発エンジンについて言及

2024年11月7日、マツダが2025年3月期となる第2四半期決算発表に加え、今後のマツダの新車・新型車、更には新開発エンジンに関する進捗状況を報告しました。

その中には、フルモデルチェンジ版・新型CX-5に関する情報も展開されており、過去にリークされた情報とはまた違った(更に踏み込んだ)新たな情報が展開されています。

この他にも、SKYACTIV-G/SKYACTIV-Xの後継となる新エンジンも開発していることが明らかになりましたので、こちらも併せてチェックしていきましょう。


遂にSKYACTIV-Xの後継となるSKYACTIV-Zエンジンを発表!

まず今回のプレゼンテーションで一番最初に注目されたのが、新世代エンジンを開発中であること。

元々は、マツダ肝入りのはずだったマイルドハイブリッド仕様のSKYACTIV-Xがコケてしまったために、そのエンジンの後継となるSKYACTIV-Zが開発されているそうで、具体的な排気量までは不明ながらも「直列4気筒エンジン」であることは明確になりました。

マツダ曰く、このSKYACTIV-Zエンジンは、4気筒だけでなく直列6気筒エンジンにも展開する計画があるそうで、その目的の一つには燃焼技術を移植することで、環境性能を高めることが含まれているようです。

SKYACTIV-Zエンジンが一番最初に搭載されるのは次期CX-5?

マツダによれば、このSKYACTIV-Zエンジンは「理論燃焼」である「ラムダワン燃焼」を使うことで、低回転から高回転まで広いレンジでスーパーリーンバーン燃焼を実現することで高い熱効率を実現し、優れた環境性能と走行性能を提供できるとのこと。

このSKYACTIV-Zエンジンは、将来的に全てのマツダのラインナップモデルに適用されるのかは不明ながらも、あくまでも私個人の予想としては、2025年に登場するであろうフルモデルチェンジ版・新型CX-5より初採用されるのではないか?と考えています。

ようやくマツダ公式から、次期CX-5に関する情報を展開!

そして、今回のプレゼンテーションで多くの方が注目していたであろうポイントが、フルモデルチェンジ版・新型CX-5の存在について。

ようやくマツダ公式でも、次期CX-5を明確に触れるようになったわけですが、その中身を見ていくと…

次期CX-5については、顧客のニーズを徹底的に分析し、顧客が選択しやすい仕様に絞り込むことで、現行モデル対比約60%の種類数削減を目標に取り組んでいくということ

おそらくパワートレインとしては、ガソリンエンジンモデルやクリーンディーゼルモデル、クリーンディーゼルベースのマイルドハイブリッド仕様、そしてガソリンエンジンベースのプラグインハイブリッド(PHEV)ではないかと推測しますが、その中で展開されるグレード構成を更に絞っていくものと推測されます。

現行CX-5でも、ガソリンとディーゼルで全11グレード存在するが

現行CX-5においては、以下の通りガソリンエンジンモデルが5グレード、ディーゼルエンジンモデルが6グレードの計11グレード(福祉車両を除く)ラインナップされているため、次期CX-5では、ここから更に4~5グレードに絞るということになりそう。

[ガソリンエンジン]

◇20S Smart Edition

◇20S Black Tone

◇特別仕様車20S Retro Sports Edition

◇20S Field Journey

◇25S Sports Appearance


[ディーゼルエンジン]

◇XD Smart Edition

◇XD Black Tone Edition

◇特別仕様車XD Retro Sports Edition

◇XD Field Journey

◇XD Sports Appearance

◇XD Exclusive Mode

このグレード構成を見る限り、マツダとしてはエントリーグレードと最上位グレードの2種類~3種類に絞るのだと推測されますが、果たしてその考えが吉と出るのか凶と出るのかは不明(そもそも次期CX-5の価格がどれぐらいになるかもわからない)。

2ページ目:マツダよ!CX-3/CX-30などの次期型はどうなるの?

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