元オーナーが2025年モデルのホンダ・フィット4がどのように改良・変更されるか予想してみる。待望のビッグマイナーチェンジで内外装の大幅刷新にも期待
2025年モデルのフィット4はビッグマイナーチェンジ相当の変化に期待したい
2020年2月に4代目として発表・発売されて4年10か月が経過するホンダ・フィット4 (Honda FIT4)。
2022年には、フルモデルチェンジ後”初”となるマイナーチェンジが実施され、フロントバンパーデザインの変更や、ハイパフォーマンスグレードとなるRSが新しく追加されました。
そして2024年はというと…特にこれといったマイナーチェンジなどは実施されず、一部改良で商品力を向上させたのみでした。
そろそろタイミングにも、2025年モデルは内外装デザインを刷新させるようなビッグマイナーチェンジが実施されても不思議ではありませんが、元フィット4オーナーである私から見て、2025年モデルのフィット4は何が改良・変更されるのか予想していきたいと思います。
愛嬌のある顔つきは継続?フロントバンパーやヘッドライト意匠の変更に期待
まずはエクステリアについて。
現行フィット4は、前期モデル同様につぶらな瞳を持つ単眼LEDヘッドライトに加え、U字型LEDデイライト、そして水平基調のフロントロアグリルが採用され、フロントノーズはグリルを僅かだけ設けることでクリーンな顔つきに仕上げられています。
3代目のようなスポーティでアグレッシブな顔つきから、4代目はマイルドで愛嬌のある顔つきへと変更されましたが、仮に2025年モデルでビッグマイナーチェンジされたとして、愛嬌のある顔つきはそのままに、ヘッドライト意匠やフロントバンパーが変更される可能性は高そう。
特にヘッドライト意匠は、新型フリード (New FREED)や現行N-BOX Custom、WR-Vのように水平基調のLEDを採用する可能性が高そうですし、グレードに応じてアダプティブドライビングビーム[ADB]を設定してくる可能性も考えられるかもしれません。
一方でリアデザインに関しては、U字型LEDテールランプは継続しそうですが、他モデルのようにフルLEDのリアコンビランプを採用してくるのでは?との見方も。
フィットに関しては、全グレードにおいて非LEDの豆球タイプが採用されているため、そろそろ商品力の向上も含めてフルLED化してほしいところです。
内装はステアリングホイールの多機能スイッチ変更や、ディスプレイオーディオの標準化の可能性も
続いてはインテリアを見ていきましょう。
個人的に内装で一番改良・変更されそうなのが、ステアリングホイールの多機能スイッチ。
具体的には、フリードやN-BOXのような2スポークステアリング+多機能スイッチを採用してくると予想しています。
そうなると、7インチ液晶メーター+LCDのハイブリッドメーターに使用されるアニメーションなども、N-BOXやフリードと同じシンプルなデザインにまとめられるかもしれませんね。
ディーラーオプションナビとディスプレイオーディオは中々読めない
そしてもう一つは、センターナビゲーションディスプレイ。
現在は8インチ~9インチのディーラーオプションとなるHonda CONNECTナビと、グレードによってメーカーオプションでHonda CONNECT 9インチディスプレイオーディオが設定されていますが、ビッグマイナーチェンジではグレードによってHonda CONNECT 9インチディスプレイオーディオが標準装備される可能性も高そう。
これはあくまでも、生産ラインの簡素化を目的とした改良・変更だと推測しますが、コンパクトカーのフィット4は、できるだけ安価な価格帯にて購入したい層が多いかもしれないため、そうなるとメーカーオプションもしくはディーラーオプションナビの2パターンで継続してくるかもしれませんね。