何かと話題の中国・シャオミが「また話題になりそうな」新型YU7 SUVを世界初公開!その見た目やプロサングエやクラウンスポーツのパクリと揶揄されている模様
中国メーカーは話題性とSNSでの拡散力に長けている
スマートフォンや家電製品を製造・販売することで有名な中国の巨大企業・シャオミ。
本ブランドから、スポーティなピュアEVセダンとなるSU7が発表・発売され大きな話題となっていますが、早くもSU7からの派生モデルとなるクロスオーバースタイルの新型YU7が世界初公開されました。
元々シャオミSU7は、マクラーレンのデザインを取り入れたかのような見た目で注目を浴びるも、パフォーマンスの高さと競合モデルに差をつけるリーズナブルな価格設定によって、中国ユーザーを中心に大量の受注を獲得しています。
そして今回、新たに発表されたYU7でも、早くも「あのモデルにそっくり」「あのモデルをパクった?」として注目を集めています。
その見た目は確かにマクラーレンとフェラーリ・プロサングエ、もしくはトヨタ・クラウンスポーツをミックスしたようなデザイン
こちらが今回、中国・シャオミより先行発表された新型YU7 SUV。
シャオミによると、本モデルは2025年夏頃より中国市場専売モデルとしてラインナップされるそうで、ライバルモデルはテスラ・モデルY (Tesla Model Y)などが挙げられるそうです。
既に中華人民共和国工業情報化部(MIIT)でも、具体的なスペックやエクステリアデザインが完全リークされているYU7ですが、確かにその見た目はマクラーレン720S/750Sや、フェラーリ・プロサングエ (Ferrari Purosangue)/トヨタ・クラウンスポーツ (Toyota New Crown Sport)をミックスしたような顔つきに見えますね。
改めてエクステリアを見ていくと、シャオミ特有のデザイン言語を盛り込みながらも、フロントノーズやヘッドライト意匠はマクラーレン風で、更にファストバックスタイルをリフトアップしたことで、クロスオーバーテイストではあるものの、なぜかプロサングエ風に見えてしまうのはユニーク。
フロント・リアフェンダーモールもグロスブラックに仕上げられ、足もとの5スポークアルミホイールも、どことなくフェラーリのモダンな雰囲気を取り込んでいるようにも思えたり。
フロントはマクラーレンやフェラーリ、リアはアストンマーティン風
こちらはリアデザイン。
センター直結式式の一文字に加え、両サイドから囲い込むようなU字型LEDテールランプ意匠は、どことなくアストンマーティン風。
ダックテールスポイラーには、グロスブラックもしくはグロスカーボンファイバー素材が使用され、クロスオーバーテイストでありながらもスポーティさも併せ持つ一台へと仕上げられています。
見た目のインパクトはもちろん、ボディサイズもスーパーカー並みにワイド
ちなみにYU7のボディサイズは、全長4,999mm×全幅1,996mm×全高1,600mm、ホイールベース3,000mmとかなりのビッグサイズ。
ホイールベースに至っては、ラージサイズミニバンのトヨタ・アルファード (Toyota New ALPHARD)/ヴェルファイア (New VELLFIRE)と同じですし、全幅もフェラーリ/ランボルギーニに匹敵するレベルのワイドさ。
最低地上高は145mmと決して高い寸法とは言えないものの、セダンタイプのSU7で120mmなので、舗装されていない公道やちょっとした段差、傾斜のキツイ上り・下り坂では安心して走行できるのがメリット。