フルモデルチェンジ版・日産の新型リーフ (ZE2)と思わしき開発車両をアメリカにて初スパイショット!今度はインテリアの一部を初めて捕捉
欧州に続き、今度はアメリカの公道にて初スパイショット!未だに日本では目撃されていないようだが…?
2024年10月、突如として欧州の公道にて初スパイショットされた日産のフルモデルチェンジ版・新型リーフ (Nissan New Leaf)。
ボディスタイルは、コンパクトなハッチバックスタイルからセダンをリフトアップしたようなクロスオーバースタイルへと変更され、フロントマスクはチルアウト・コンセプト (Chill-Out Concept)に近いデザイン言語を投入する可能性が高そうです。
そして今回、アメリカの公道にて次期リーフと思わしき開発車両がスパイショットされているわけですが、カモフラージュラッピングによる偽装が薄くなり、内装も一部のみデザインが明らかになっています。
これまでスパイショットされてきた開発車両では、最も偽装が薄れている
こちらが今回、アメリカ・ミシガン州の公道にてスパイショットされた新型リーフと思わしき開発車両。
アメリカでのスパイショットは今回が初めてかと思われますが、日本や欧州だけでなく、アメリカでも販売されるグローバルモデルであることを示唆しています。
フロントバンパーやフロントドアパネルには、ダズル迷彩のカモフラージュラッピングではなく、ブラックのシンプルなラッピングによって擬装されていますが、フロントロアグリルやヘッドライト意匠、アウタードアハンドルなどの細部のデザインが少しずつ明らかになっています。
フロントマスクを改めて見ていくと、ヘッドライト上部に水平基調のLEDデイライトが確認できますが、ホンダ・シビック (Honda New Civic, FL型)のような逆”L”字型LEDのようにも見えるものの、おそらくはチルアウト・コンセプトのような囲い込むような”コ”の字型LEDになることが予想されます。
そしてフロントロアグリルの中央部には、レーダータイプのセンサーが設けられていて、両サイドにはフロントクリアランスソナーらしきものも確認できます。
CMF-EVプラットフォームの採用により、ボディサイズも肥大化しそうな予感
プラットフォームに関しては、アリア (New Ariya)などに採用されるようなCMF-EVプラットフォームがベースになると考えられますが、ボディサイズがどこまで変化するのか、現行リーフから大幅にサイズアップするかまでは不明ながらも、セダンをリフトアップしたようなスタイリングともなると、全長・全幅・全高ともに大きくなる可能性は十分高そうですね。
こちらは別の角度からスパイショットされた開発車両。
よ~く見てみると、水平基調のLEDデイライトの直下には、アメリカで発表された新型キックス (New Kicks)やムラーノ (New Murano)のような水平基調を縦に並べたLEDデイライトらしきものが確認できます。
イメージとしてはこんな感じ。
フロントグリルまわりを縁取るようなLEDデイライトを採用するのが最近の日産の手法となっていますが、グリルレスになるであろう次期リーフでは、果たしてどのようなフロントマスクとなるのか注目です。
ヘッドライト意匠を拡大するとこんな感じ。
次期リーフでは、アダプティブハイビームシステムなどが採用されるかは不明ながらも、先進的な予防安全装備の採用に加えて、現行リーフよりも大幅にアップデートされることは間違いなさそう。
そしてアメリカ市場向けを示唆するサイドマーカーも確認できますね。