日本仕様のフルモデルチェンジ版・日産の新型キックス (P16型)を予想してみる。現行同様にe-POWERのみ?プロパイロット2.0は設定される?

2025年の日産の主力モデルになるであろう次期キックスについて予想してみる

2024年3月にアメリカ市場向けとして発表された、日産のフルモデルチェンジ版・新型キックス (Nissan New Kicks, P16型)。

プラットフォームには、現行ノート (Note, E13)/ノートオーラ (Note Aura)と同じCMF-Bが採用され、フレーム剛性だけでなく車内空間も拡大されて使い勝手が大幅に向上しているとのことですが、今のところ日本仕様に関する情報は展開されていません。

私がいつもお世話になっている日産ディーラーからの情報によると、2025年夏頃に3代目としてフルモデルチェンジ予定とのことで、パワートレインは排気量1.2L 直列3気筒自然吸気エンジン+シリーズハイブリッドe-POWERが採用予定となっています。

この他、日本市場向けの次期キックスではどのような機能が採用されるのか予想していきましょう。


パワートレインはシリーズハイブリッドe-POWERのみ?

まずはグレード構成について。

先程もお伝えしたように、パワートレインは現行2代目同様に排気量1.2L 直列3気筒自然吸気エンジンをベースにしたシリーズハイブリッドe-POWERの一択になると予想。

駆動方式は、先程のe-POWERに前輪駆動[2WD]/四輪駆動[4WD]の2種類が設定されるのでは?と予想しますが、いわゆるセレナ e-POWER (New Serena, C28)やアリア (New Ariya)、エクストレイル e-POWER (New X-Trail, T33)などのように、次世代四輪駆動e-4ORCEとして設定されるかは不明。

ただ日産のエントリーSUVという立ち位置を考慮すると、同じプラットフォームを採用するノートオーラのSUV版になるでしょうから、e-4ORCEではなくスタンダードな4WDになると予想しています。

グレード構成はかなり現行2代目同様にシンプルになる?

一方でグレード構成についてですが、現行2代目がXグレード/Xツートンインテリアエディションの僅か2種類のみで、大きく異なるのはシートの質感やカラーリングのみなので、そう考えると次期3代目も1グレードもしくは2グレードに留まるのでは?と推測。

日産は2024年上期決算において、事業の安定化と適正化を図るために固定費を3,000億円(2024年度比)、変動費を1,000億円(2024年度比)削減し、健全なレベルのフリーキャッシュフローを維持するため、グローバルでの生産能力を20%削減し、人員数を9,000名削減することを明らかにしたばかり。

つまりは、必要最小限の生産能力でモノづくりを進めていくことを考えると、複雑&多様なグレード展開は避けて来ると予想され、特に台数が出るであろう新型キックスは可能な限り利益率を高めていきたいでしょうから、生産ラインの簡素化も含めてグレード構成を必要最小限に抑えて来るのではと予想しています。

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