また起きたのか…お世話になっているホンダディーラーにて新型シビックタイプR (FL5)が「登録・納車直前でキャンセル」→即納可能な新車として販売へ
最近、特定の車種による「登録・納車前のキャンセル」が増えているような…
前回のブログにて、とある日産ディーラーにおいて顧客の新型フェアレディZ (Nissan New Fairlady Z, RZ34)が「納車直前にキャンセル」→私に「購入を検討してみないか?」と提案をいただいたことをお伝えしました。
2021年8月に発売されたトヨタ新型ランドクルーザー300 (Toyota New Land Cruiser 300)以降、昨今の諸事情による部品供給不足や半導体不足が影響し、新車・新型車の納車が大幅に遅れ、中古車市場では新車価格以上にて取引されることがほとんどでした。
特にニッチな市場で趣味性の高いスポーツカーともなると、生産台数が少なく希少性が高まり、気が付けば新車価格の1.5倍以上にて取引されることもありました。
あれから3年半近くが経過し、2025年1月時点では長納期も概ね解消されましたが、一部の特殊な車種においては高値での取引が継続されているようです。
今回はシビックタイプR (FL5)が登録・納車直前にキャンセル
今回、私がいつもお世話になっているホンダディーラーにて起きた出来事が、シビックタイプR (Honda New Civic Type R, FL5)が登録・納車直前でキャンセルされたというのもの。
もちろん、車両は既に生産・出荷も完了して販売店に到着した状態で、車両登録が完了すればすぐ納車可能な状態でした。
本モデルの仕様としては、ボディカラーが「チャンピオンシップホワイト」で、インテリアカラーはレッド、メーカーオプション無し(MOPは元々設定無し)、Honda CONNECT 9インチディスプレイオーディオは標準装備、その他の必要最低限のディーラーオプションが設定された状態です。
キャンセルの理由は不明
「納車前のキャンセルって何か聞いたことがあるな…」と思いながらも、ホンダの担当スタッフさんに「どのような理由でキャンセルされたのか?」を確認してみると、具体的な理由は明らかになっていないとのことで、もしかすると顧客側の経済的な問題・影響があったのかもしれませんね。
とはいえ、なぜ登録・納車直前でのオーダーキャンセルだったのか、発注を掛ける前になぜキャンセルできなかったのか?まではわからず、販売店としても困惑している状態。
とりあえず、手当たり次第「シビックタイプR (FL5)を検討している顧客」「スポーツカー好きな顧客」「車に精通した顧客」を対象に声をかけていて、その中で私にも「一度検討していただけないでしょうか?もしくはFL5を検討されている方にお声がけいただけないでしょうか?」といった形で提案されたわけですね。
チャンピオンシップホワイトで新車、おまけに即納なので条件が合う方からすると朗報
ちなみに、このチャンピオンシップホワイトの個体は、登録直前にキャンセルされた車両なので、車両としての扱いは「新車」になるわけですが、納期ももちろん購入意思がある方であれば「即納」ということに。
【追記】多数の方々よりお問い合わせいただき、無事にご紹介が決まりましたことをご報告させていただきます。
ホンダ公式ホームページにおいても「受注停止中」と記載されていますし、多くのホンダディーラーでももちろん「受注停止」でありながらも、新規での受注再開の計画は今のところ未定など、今後新車にて購入できるかどうか微妙なモデルでもあるため、現時点で即納且つ新車価格で購入できるFL5は極めて珍しいと思うんですね。