【価格は日本円で約533万円から】アキュラ新型ADXのグレード別価格帯が判明!ホンダZR-Vの上位互換としてアキュラの購入層を更に高めるゲームチェンジャー?

遂にアキュラのブランド力を向上させるであろう新型ADXの価格帯が判明!

2024年11月、ホンダのアメリカ市場専売ブランドでお馴染みとなるアキュラより、エントリーSUVモデルとなる新型ADXが発表されたことをお伝えしました。

本モデルが世界初公開されてから3か月が経過した2025年2月14日に、遂にグレード別価格帯が判明。

アキュラのエントリーSUVでありながらも、ホンダZR-Vの上位互換としてラインナップされ、レクサス新型LBX/UXやBMW X1などにも対抗する一台になるかと思われますが、果たしてどの程度の価格設定となるのかチェックしていきましょう。
※2025年2月時点で、LBXはアメリカにて販売されていないため、厳密にはUXの競合モデル


ADXってどんなモデル?サイズ感はC~DセグメントSUV相当?

こちらが今回、グレード別価格帯が発表された新型ADXのエクステリア。

ボディサイズは、全長4,719mm×全幅1,841mm×全高1,621mm、ホイールベース2,654mmと大きめ。

サイズ感としては、レクサス現行NXの全長4,661mm×全幅1,864mm×全高1,679mm、キャデラックXT4で全長4,598mm×全幅1,948mm×全高1,628mmなので、これらのサブコンパクトSUVに比べるとコンパクトではあるものの、セグメントとしてはC~DセグメントSUVといったところでしょうか。

ちなみに、ホンダZR-Vでも全長4,570mm×全幅1,840mm×全高1,620mmなので、全長がZR-Vに比べて+140mm長いのはちょっとネックに感じるところです。

アキュラブランドの認知度を更に広める重要なエントリーモデル

ADXについてアキュラは、「若々しいスタイリング、高級機能、そして手頃な価格で楽しく魅力的な運転体験」を提供することで、この目標を達成したいと考えている」とコメントしており、アキュラの認知度を更に高めていくだけでなく、高級志向のブランドでありながらも、手の届きやすいグレードを設定してきたところはお見事。

レクサスのエントリーモデルとなるLBXやUX、既に廃盤にはなっていますがCTといったお手頃モデルが登場することで、更に幅広い客層を獲得していく狙いがあるのかもしれませんね。

パワートレインはガソリンターボの一択

元から装備内容が充実しているADXですが、パワートレインは全グレード共通で排気量1.5L 直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載し、最高出力203ps/最大トルク260Nmを発揮。

トランスミッションはCVTのみで、駆動方式は前輪駆動[2WD]と四輪駆動[4WD]の2種類を設定します。

こうしてみると、改めてホンダZR-Vの上位互換というイメージですが、グレード別での装備内容はどの程度異なるのか見ていきましょう。

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