レクサス新型LM350hが気になる…LM500hの販売は好調で2024年は約5,000台も売れる!私の周りでもアルヴェルではなくLMオーナーが増えてきた件
何気に気になっているLM350h
2023年12月末に発売された、レクサスのフルモデルチェンジ版・新型LM500h EXECUTIVE。
日本では初めてとなるレクサスのフラッグシップMPVで、豪華な2列4人乗りというレイアウトを実現し、VIPカスタマーや企業役員、芸能人などを送迎するためのショーファードリブンです。
LM500h EXECUTIVEが発売された約半年後となる2024年5月には、3列6人乗り仕様となるLM500h version Lが発売されたわけですが、本グレードを待ち望んだユーザーも非常に多く、2024年1月~12月の通年の新車販売登録台数においては、先程のEXECUTIVEとversion Lを合算して約5,000台と好調。
こうしたなか、2025年夏頃には更にお求めやすいエントリーグレードのLM350hが発売される?との噂が浮上しています。
LM350hは3列7人乗り仕様で販売か?
2025年2月時点でレクサスがラインナップするLMシリーズは、排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン+デュアルブーストハイブリッドを組み合わせたLM500hの一択で、駆動方式は前輪駆動[2WD]と四輪駆動[4WD/Direct4]の2種類。
グレード構成としては、2列4人乗り仕様となるEXECUTIVEで車両本体価格は2,000万円(税込み)、3列6人乗り仕様のversin Lで車両本体価格は1,500万円(税込み)となるため、ベースとなるトヨタ新型アルファード (Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア (New VELLFIRE, 40系)とも十分一線を画す一台となっています。
参考までに、レクサスの欧州法人ではLM350hをベースにした3列7人乗りと2列4人乗り仕様がラインナップ。
現地でのグレード別価格帯としては以下の通りとなっています。
◆LM350h:[2WD]90,030ポンド(日本円に換算して約1,727万円)
◆LM350h:[4WD]93,030ポンド(日本円に換算して約1,785万円)
◆LM350h TAKUMI:[4WD]113,030ポンド(日本円に換算して約2,169万円)
LM350hは、アルヴェル HEV Executive Loungeのレクサス版そのものに?
そして2025年夏頃、新たにグレード追加が噂されているLM350hですが、こちらはNX350h/RX350hと同じく排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+デュアルモーターを組み合わせたハイブリッドシステムが採用され、駆動方式は前輪駆動[2WD]と四輪駆動[AWD]の2種類が設定されるとの噂。
シートレイアウトとしては、アルファード/ヴェルファイアのHEV Executive Lounge同様に3列7人乗り仕様の一択を予定しているそうで、まさにアルヴェルのレクサス版といったイメージでしょうか。
なお参考までに、2025年モデルとなる現行アルファード/ヴェルファイア Executive Loungeの価格帯は以下の通り。
◆アルファード HEV Executive Lounge:[2WD]8,600,000円/[E-Four]8,820,000円
◆アルファード PHEV Executive Lounge:[E-Four]10,650,000円
◆ヴェルファイア HEV Executive Lounge:[2WD]8,800,000円/[E-Four]9,020,000円
◆ヴェルファイア PHEV Executive Lounge:[E-Four]10,850,000円
LM350hこそ、アルヴェルとの明確な差別化が見つかりづらい
現時点では、まだ噂段階にあるために確実ではないものの、レクサスのフラッグシップミニバンに憧れるユーザーからすると待ち望んだ一台でしょうし、LM350hは更に販売台数を伸ばすキーモデルになるでしょうから、私も個人的に購入を検討したい一台ではあります。
気になる価格帯に関しては、あくまで予想ながらも1,200万円~1,300万円が妥当なところだと思いますが、アルファード/ヴェルファイアとの大きな差別化はどこにあるのか?は疑問に思う所。