フルモデルチェンジ版・メルセデスベンツ新型CLAクラスが世界初公開!ブランドロゴと同じ個性的なヘッドライトは賛否が大きく分かれる?
遂に2026年モデルとなる新型CLAクラスが世界初公開!
メルセデスベンツは先日、2030年までに36車種もの新車を発表すると共に、フルモデルチェンジ版・新型CLAクラスの派生車種を展開していくと発表しました。
そして今回、2026年モデルとして大幅に刷新される新型CLAクラスの実車が先行にて発表されました。
果たしてどのようなモデルなのか?どのようなパワートレインをラインナップするのかチェックしていきましょう。
ヘッドライト意匠を中心に個性的で中国市場を意識したデザインに
こちらが今回発表された、2026年モデルとなる新型CLAクラスのエクステリア。
BMW 2シリーズグランクーペのライバルモデルになるであろう主力商品ですが、内燃機関を搭載するグレードだけでなく、遂にピュアEVもラインナップされます。
内燃機関を搭載したモデルに関しては、小型のターボチャージャー付きガソリンエンジンをベースにしたマイルドハイブリッドが設定され、またアメリカ以外ではディーゼルモデルを廃止するとのこと。
改めて新型CLAクラスを見ていくと、そのフロントマスクはかなり独特で中国市場向けのユーザーを強く意識?
センター直結式の一文字LEDランプは、ピュアEVクロスオーバーのEQシリーズを彷彿とさせるものがありますね。
そしてヘッドライト意匠に関しては、メルセデスベンツのアイコンにもなっているスリーポインテッドスターが採用され、何とも個性的な顔つきへと進化。
おそらくは、今後のメルセデスベンツの新デザイン言語になるものと予想されますが、これもユーザーによっては好みが大きく分かれそうなところですね。
ボディは全体的に大きくなり、あまりコンパクトなモデルとは言えない?
こちらはサイドビュー。
流麗な4ドアクーペスタイルで、ボディサイズも先代よりも大型化しているとのこと。
全長は、先代よりも+33mm延伸された4,721mmになり、先代Cクラスよりもわずかにロング。
エントリー4ドアクーペでありながらも、そこまでコンパクトではない不思議な一台ですが、全幅は1,854mm(先代比+25.4mm)とワイドで、全高は1,468mm(先代比+27.9mm)、そしてホイールベースは2,789mm(先代比+61mm)となっています。
テールランプにもメルセデスロゴを採用
こちらはリアクォータービュー。
フロント同様にセンター直結式の一文字LEDテールランプが採用され、両サイドには半円タイプにスリーポインテッドスターのLEDが備わっています。
より丸みを帯び、ヒップラインも上がったグラマラスな新型CLAクラスですが、海外カーメディアの情報によると、傾斜したルーフラインで後部座席は窮屈で、足元と肘のスペースは狭くなっているとのこと。
メルセデスベンツは「後部座席の快適性が低下した理由」について説明していないものの、海外カーメディアの予想によれば、ピュアEV版の発売に伴うパッケージングの影響があるのでは?とのこと。
この点は、今後実車を交えたインプレッション動画なども公開されるので、より詳細な考察なども見られるのではないかと考えられます。
この他のデザインも見ていくと、アウタードアハンドルはフラッシュタイプを採用し、ボディラインもクーペのような滑らかさもあって、効力係数は僅か0.21を実現しているそうです。