アメリカの不動産王Manny Khoshbin氏がエルメス仕様のマクラーレン・スピードテールを売却!何と購入したのは「エルメス好きの日本人」→前澤友作 氏の可能性も?

希少なエルメス仕様のスピードテールを購入したのはManny Khoshbin氏と同じ「日本のエルメス愛好家」

マクラーレンが世界限定106台のみ販売した、3シーターレイアウトのハイブリッドハイパーカー・スピードテール (McLaren Speedtail)。

本モデルは、マクラーレンF1の実質的な後継機種となるため、販売台数もF1と同じ106台のみで、日本には僅か3台のみ納車されています。

しかもこのモデルをベースに、アメリカの不動産王であるManny Khoshbin (マニー・コシュビン)氏は、エルメスとの共同開発によってワンオフ仕様となるスピードテール・エルメスエディションを購入・納車されたわけですが、約4年という所有期間を経て売却することを決意。

しかもこのスピードテール・エルメスエディションの売却先も既に決まっており、何と「日本人でエルメス愛好家」に売却されるそうです。


なぜManny Khoshbih氏はスピードテールを売却するのか?

Manny Khoshbin氏が運営するYouTubeチャンネルより、なぜ世界に一台しか存在しないスピードテール・エルメスエディションを売却するのか?を説明していますが、その理由が中々に「彼らしい」内容。

●納車された最初の1年間は、ワイヤレス充電器のトラブルに悩まされた
→現在は既に解決済だが、マクラーレンの品質や対応に疑問

●エルメスとの共同開発によって実現した「素晴らしい車」ではあるが、私にとっては「お気に入りの車」ではない

●次に来る愛車に向けてガレージの準備をしなければならないため、今回は減車する
→次の愛車は、おそらく世界限定399台のマクラーレンW1

●売却する相手が日本人で、同じスーパーカー/ハイパーカーのコレクターであり、エルメス好きでもある

●ほかに所有するマクラーレンP1に比べると、エキサイティングさが無いのが残念だ

●日本人からオファーされた金額が十分満足できる内容だったので、断る理由が全く無かった

エキゾチックカーオーナーだからこそ知れる、中々「聞けない・見れない情報」も

ちなみに、今回スピードテールを日本へと飛行機便で輸送する際、燃料残量を4分の1程度まで少なくしなければならないとのことで、この辺りも中々知ることのできない内容だと思います。

そしてこちらは、スピードテール専用の収納用バッグになりますが、実はこのバッグ一つだけでオプション費用は2,000万円を超えるとのこと(バーキン・ヒマラヤより高いやん…)。

このバッグもエルメスとの共同開発で実現したバッグですから、上記のオプション費用以上の付加価値が付いているものと予想されます。

おまけに今回の船便とは別途発送する必要があるため、更なる費用が発生しそうですね。

こちらはスピードテール専用オリジナル工具になりますが、F1に敬意を表して金に仕上げられています。

こちらはメーカーオプションの有線タイプとなる充電器になりますが、オプション費用としては250ドル(日本円に換算して約3.7万円)とそこまで高額ではないようです。

一方でワイヤレスタイプの充電器は、約10万ドル(日本円に換算して約1,500万円)ほどだそうで、この点はユーザーの好みになりそう。

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