えっ、これってスバルなの？まるで中国製EVのような見た目のビッグマイナーチェンジ版・新型ソルテラが世界初公開！テスラ・スーパーチャージャー技術も採用へ
2025年最大の衝撃！新型ソルテラの変貌っぷりが凄まじかった
2025年4月16日より、アメリカにて開催されているニューヨークオートショー2025で、スバルのフルモデルチェンジ版・新型アウトバック (Subaru New Outback, BU型)が世界初公開されました。
https://creative311.com/?p=165460このモデルに続き、トヨタのビッグマイナーチェンジ版・新型bZ4Xをベースにした共同開発モデルの新型ソルテラ (Subaru New Solterra)が発表されたわけですが、そのデザインが衝撃的。
スバルのピュアEVクロスオーバーの進化と変化が組み合わさった特別な一台となっていますが、賛否が大きく分かれそうなエクステリアをチェックしていきましょう。
まるでテスラとポルシェ？新型ソルテラのエクステリアをチェック
こちらが今回、ニューヨークオートショー2025にて世界初公開されたスバル・オブ・アメリカの新型ソルテラのエクステリア。
基本的なクロスオーバースタイルは変わらないものの、やはり一番の変化はフロントマスク。
ピュアEVモデルらしくグリルレスのフロントバンパーが採用されたことに加え、ヘッドライト意匠は6灯式のLEDデイライトと、独立式のフロントLEDヘッドライトを搭載しますが、その見た目はテスラやポルシェ、そして中国のピュアEVモデルをイメージさせるようなデザインに刷新。
エンブレムを隠したら「スバル」とは思えない変化だ
真正面から見てみるとこんな感じ。
このノッペリしたフロントマスク、賛否が大きく分かれるデザインであることは間違いなく、それでいてスバルの六連星エンブレムを隠したらどこのメーカーかわからないほどの大胆な変化(ぶっちゃけ中国の新興メーカーが作ったEV車両かと思った…)。
ヘッドライト意匠はこんな感じ。
アメリカ市場向け特有のサイドマーカーはもちろんのこと、6灯式LEDデイライトを搭載してきたのは意外でしたね。
完全にこれまでのスバルのアイデンティティである”コ”の字型との決別を意味する新デザイン言語です。
ハイパフォーマンス仕様の新グレードXTも追加
ちなみにこのモデル、トヨタ同様にビッグマイナーチェンジでバッテリーの大型化やシステム総出力の工場、航続可能距離の延伸、そして新グレードXTも追加されるとのことで、より充実した内容で2025年後半より発売予定となっています。
新型ソルテラでは、改良された四輪駆動[4WD]システムに加えて、最低地上高210mmを確保することで走破性を向上。
そしてデュアルモーターを搭載することでシステム総出力233hpを発揮するとのことですが、新グレードXTでは、他グレード同様にデュアルモーターが搭載されながらも、システム総出力338hpを発揮し、0-96km/hの加速時間は5秒未満を実現するとのことです。
テスラ・スーパーチャージャーを採用することで、充電施設の利用幅も拡大
バッテリー容量に関しては、72.8kWhと74.7kWhの2種類をラインナップしていて、新しいバッテリープレコンディショニングシステムも追加することで、航続可能距離は450km以上走行可能とのこと。
そして充電方式においては、北米充電基準(NACS)ポートが標準装備され、アメリカにて数千か所に接地されているテスラ・スーパーチャージャーが利用できるのも大きなポイントだと思います。
この充電ポートを利用すれば、最大150kWの出力で35分未満で10％ → 80%まで充電可能となります。