トヨタUSAが2026年モデルとなるマイナーチェンジ版・新型カローラクロスを発表!欧州向けとは更に異なり、ガソリンとHEVで顔つきが違う!
欧州向けと差別化された、アメリカ市場向けカローラクロスについて
2025年5月8日、欧州市場向けとなるマイナーチェンジ版・トヨタ新型カローラクロス (Toyota New Corolla Cross)が発表され、ボディ同色のフロントバンパーやフロント・リアのフルLED化、そして過激なフロントマスクを持つGR SPORTが追加されたことをお伝えしました。
その後、アメリカ市場向けとなるマイナーチェンジ版・新型カローラクロスも発表されたわけですが、どうやら欧州市場向けと差別化されており、ヘッドライト意匠も異なり、ボディカラーもRAV4に採用されていたシアンメタリック?に近いカラーが設定されているようです。
早速どのような内外装なのかチェックしていきましょう。
タイ市場向けの意匠を受け継ぐボディ同色グリル
こちらが今回、アメリカ市場向けとして発表された2026年モデルのマイナーチェンジ版・トヨタ新型カローラクロス。
画像を見てもおわかりの通り、フロントバンパーはタイ市場向け同様にボディ同色グリルを採用していて、ヘッドライト意匠は欧州市場向けと異なり、基本的にはマイナーチェンジ前と変わりなし。
ヘッドライトの両端に設けられているサイドマーカーは、アメリカ市場向け専用なので特に変更無しですが、欧州向けのビッグマイナー相当の変貌っぷりを見た後だと、「何だか物足りない」と感じるのは仕方ないところだと思います。
ちなみに、こちらが欧州市場向けとして発表されたカローラクロス。
おそらくは日本市場向けも、ほぼ同じ顔つきで発表・発売されるものと予想されますが、ヘッドライト意匠とセンターランプが設けられるだけでここまで顔つきが変化するのもユニーク。
足もとのタイヤアルミホイールもデュアル6スポークタイプに変化し、よりエレガントな見た目へとアップデートされています。
アメリカ市場向けは、ハイブリッドモデルとガソリンモデルで顔つきが異なる
改めてアメリカ市場向けカローラクロスを見ていきましょう。
本モデルは、アメリカ市場とカナダ市場にて採用されるモデルだそうで、しかもボディ同色グリルを装着したモデルがハイブリッドモデル、ガソリンモデルは「更に別のフロントバンパー」が採用されるとのこと。
この他、内装には10.5インチの改良型ディスプレイオーディオが採用され、センターシフト周りも刷新されるとのことですから、この辺りは欧州市場向けと共通ということに。
ちなみにこちらが、ガソリンモデルのカローラクロス。
先程のボディ同色&ハニカムパターンをあしらったフロントバンパーとは異なり、こちらはブラックのフロントグリルが設けられ、より武骨な顔つきになっていることが確認できますね。
先程のハイブリッドモデルとは異なる18インチデュアル6スポークアルミホイールですが、こちらはオプションとしてラインナップされており、XLEグレードになるとダークグレー仕上げ、XSEグレードではグロスブラック仕上げに変更されるようです。
HEVとガソリンでフロントマスクを差別化する理由は?
まさかパワートレインでフロントグリル意匠が変更されるとは…
欧州と日本ではハイブリッドのみの設定になるため、必然的にボディ同色グリルのみになるわけですが、アメリカではガソリンモデルが継続され、おまけにガソリンモデルではボディ同色グリルが採用されない理由がある?のかもしれませんね(エンジンベースは同じですし)。
あとリアテールランプも見ていくと、”シレッ”と豆球タイプからLEDに変更されているようにも見られ、逆”L”字型のLEDランプも立体的で引き締まったデザインになっています。
”COROLLA CROSS”のレタリングバッジも廃止され、リアテールゲートの左下に集約されているのもポイントです。
なおボディカラーについては、新色のキャバルリーブルーのモノトーンカラーと、ジェットブラックルーフ2トーンの2種類が追加されるそうです。