「トヨタ新型アルファード/ヴェルファイアは作られず長納期!」と煽り続けるメディア・マスコミ・YouTuberの情報は本当か?実際にランキングからの生産ペースなどを調べてみた
アルファード/ヴェルファイアは「長納期」「手に入らないモデル」と煽られているが、それは本当なのか?
前回のブログにて、一般社団法人日本自動車販売協会連合会が、、2025年4月度の国産普通乗用車の登録新車販売台数ランキングを発表したことをお伝えしました。
このランキング結果から、個人的に注目しているのがトヨタ・アルファード (Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア (New VELLFIRE, 40系)の累計登録・販売台数がどれぐらいなのか?月あたりでどれだけの台数が販売されているのかをチェックしていきたいと思います。
本モデルが発売されている1年11か月(23か月)、つまりあと1か月で発売から「2年」が経過するわけですが、あれだけ長納期やら部品・半導体不足と煽られていましたが、アルヴェルは本当に作られていないのでしょうか?
2025年4月度の新車登録・販売ランキングのトップ10をおさらい
まずはおさらいも兼ねて、2025年4月度となる最新の新車販売・登録台数ランキングのトップ10を見ていきましょう。
【2025年4月度の登録新車販売台数ベスト50】
1位:トヨタ・ヤリスシリーズ・・・15,258台
2位:トヨタ・カローラシリーズ・・・12,737台
3位:トヨタ・シエンタ・・・8,299台
4位:ホンダ・フリード・・・7,705台
5位:トヨタ・アクア・・・7,284台
6位:トヨタ・プリウス・・・6,643台
7位:トヨタ・ノア・・・6,458台
8位:トヨタ・ヴォクシー・・・6,400台
9位:トヨタ・アルファード・・・6,381台
10位:トヨタ・ライズ・・・5,999台
以上の通りとなります。
今回のランキングでは、アルファードは9位で6,381台となり、前年対比95.2%とマイナス。
そしてヴェルファイアは23位で2,140台となり、前年対比68.7%とマイナスになっています。
目標月販「8,600台」に対して、2025年4月度は「8,521台」とまずまず
なお参考までに、アルファード/ヴェルファイアの月販基準台数は、2024年12月20日にトヨタ公式プレスリリースにて公開された内容を参考にしていくと「8,600台/月」。
これはアルヴェルの月産台数で、アルファードが約70%、ヴェルファイアが約30%という内訳になります。
先程の2025年4月度の販売・登録台数を合算すると8,521台になるため、目標月販の8,600台に僅かに足りないながらも、それでも達成率には僅か1%足りないだけ。
っというか、本モデルが発売されてから、もうすぐ2年が経過するにも関わらず、これだけの月販台数を維持できている方が素晴らしいと言いますか…
高価格帯のラージサイズミニバンって、本当はもう少し販売台数が少なくてもおかしくないのですが、改めてアルファード/ヴェルファイアのブランド力の高さ、そしてリセール率や様々な付加価値の高さに驚かされるばかりです。
ちなみに先ほどの販売台数から構成比で見ていくと、アルファードが約75%となり、ヴェルファイアが約25%となっているのがわかります。
これらの新車販売・登録台数をチェックした上で、いよいよ2023年6月度~2025年4月度までの新車累計販売・登録台数は何台になっているのかチェックしていきましょう。