トヨタUSAが2026年モデルとなるマイナーチェンジ版・新型カローラクロスを発表!欧州向けとは更に異なり、ガソリンとHEVで顔つきが違う!
(続き)アメリカ市場向けとなるマイナーチェンジ版・トヨタ新型カローラクロスについて
引き続き、アメリカ市場向けとなるマイナーチェンジ版・トヨタ新型カローラクロスについて見ていきましょう。
アメリカではGR SPORTの設定無し
続いて、個人的に気になっていたGR SPORTグレードですが、アメリカ市場向けでは設定されないことが判明。
よりアグレッシブなフロントマスクで登場する?ことが期待されましたが、アメリカでは「ハイブリッドとガソリンモデルが設定される」から、敢えてGR SPORTは設定する必要が無かったのかもしれませんね。
ちなみにこちらが、欧州向けとして先に発表されたカローラクロスHEV GR SPORT。
大口化されたフロントグリルは、GRカローラ/GRヤリスにそっくりで、フロントエンブレムもノーズに移植されるなど、かなり手の込んだモデルとなっています。
インテリアも、ディスプレイオーディオやセンターシフト周りを刷新
続いてインテリアを見ていきましょう。
アメリカ向けのインテリアにおける最大の変更点は、10.5インチディスプレイオーディオのアップデート。
XLEグレードとXSEグレードには標準装備され、LEグレードとSEグレードにはメーカーオプション装備となります。
この新しいディスプレイオーディオは、従来モデルの8インチから大幅にアップグレードされ、よりモダンな雰囲気を醸し出しています。
なおメーターデザインについては、グレードに応じて7インチもしくは12.3インチフル液晶メーターの何れかとなります。
アメリカ市場向けは、パノラマガラスルーフではなくサンルーフ/ムーンルーフらしきものが装備されていますね。
そしてセンターシフト周りも再設計され、シートヒータースイッチや電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]、USB Type-Cなど、様々な物理スイッチなどのレイアウトが変更されているのが確認できますね(欧州向けと同じ)。
この他にも、最大4口のUSB Type-Cポートやワイヤレス充電、9スピーカー付きJBLプレミアムサウンドシステムが上位グレードに設定され、予防安全装備Toyota Safety Senseも「+3.0」にアップデートされて標準装備されます。
パワートレインは、2.0Lガソリンと2.0L HEVの2種類
パワートレインは変更無く、ガソリンモデルは排気量2.0L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン(最高出力171ps)が搭載され、トランスミッションはCVTのみ、駆動方式は前輪駆動[2WD]/四輪駆動[4WD]を設定。
ハイブリッドモデルも、同エンジン+デュアルモーターを組合せ、システム総出力197psを発揮、スポーツチューニングされた専用サスペンションをインストールし、駆動方式は四輪駆動[AWD]のみの設定となります。
製造元はアメリカ、価格は2025年後半に発表
これは余談ですが、2026年モデルとなるアメリカ向けカローラクロスは、引き続き、アメリカ・アラバマ州ハンツビルにあるトヨタ工場にて生産されるため、トランプ関税は回避。
価格帯は2025年後半頃に発表予定とのことです。
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