2025年時点でトヨタが世界で走られているのは驚異の「約150,000,000台」と公表!世界で最も売れているのはカローラ、それではトヨタが一番最初に製造したのは?
普段の移動でも圧倒的に多く見かけるのはトヨタ車
2024年1月~12月、トヨタグループが世界に販売した自動車の台数は10,159,336台(約1,016万台)。
これは、トヨタだけでなくレクサスブランドも含めた台数になりますが、更にダイハツや日野自動車といった子会社の出荷台数も加えると合計10,821,480台(約1,082万台)となります。
まさに世界トップクラスの販売台数を誇るトヨタグループですが、前年比で3.7%減少したものの、5年連続でフォルクスワーゲングループの販売台数を上回り、自動車業界における優位性を確固たるものにしています。
そんなトヨタですが、2025年時点での「今現在世界で走られている台数」はどれぐらいなのかご存じでしょうか。
何と驚きの約1.5億台のトヨタ車が、世界の道を走っている
約150,000,000台(約1.5億台)。
これは海外の調査機関が独自に調べたものではなく、何とトヨタ公式が発表したデータなんですね。
トヨタ公式が公表した「約1億5,000万台」という数値ですが、改めて世界で走られている台数を指し、この数字を突然公表した背景には、トヨタの経済的な狙いがあるとのこと。
トヨタはサブスク・月額サービス、中古車販売でも更に収益を拡大する見込み
つまり、部品やアクセサリーの顧客サポートを強化することで、既存の車両群からの収益拡大を図ろうとしているようです。
トヨタはこの他にも、中古車販売の増加による収益拡大と、オーナーへの「コネクテッドサービス」への加入促進を目指していることも明らかに。
これは、サブスクリプションサービスKINTOだけに留まらず、最大限のサービスの提供による顧客満足度向上にもつながるわけですが、トヨタの莫大なる資金力があってこそ実現できることであり、走行車両の台数を公表するだけで「顧客からの信頼獲得」「更なる可能性の拡大」をPRすることにもつながっているのかもしれません。
海外ではどういった月額サービスを提供している?
なおサブスクリプションサービスに関しては、アメリカにおけるサービスの例をいくつか挙げると、月額15ドル(日本円で約2,200円)のDrive Connectでは、「最新のナビゲーションやライブエージェントによるナビゲーション支援、そしてシームレスなバーチャルアシスタント」を利用可能にしています。
同じく月額15ドル(日本円で約2,200円)のインテグレーテッド・ストリーミング(Integrated Streaming)では、Apple MusicとAmazon Music経由で音楽を再生することが可能に。
更に情報通信・メディア系を中心とするアメリカの多国籍コングロマリットの持株会社であるAT&T企業経由の車内Wi-Fi Connectは、月額25ドル(日本円で約3,600円)で加入することで月々の通信制限は無制限としています。
日本ではどういった月額サービスを提供している?
ちなみに日本の場合だと、T-CONNECTサービスがラインナップされてり、以下の月額サービスが提供されています。
■コネクティッドナビ
・初度登録日から5年間無料
・6年目以降 880円/月(税込)■リモートスタート(アプリ)
・220円/月(税込)■オペレーターサービス
・330円/月(税込)■デジタルキー
・初度登録日から3年間無料
・4年目以降 550円/月(税込)■車内Wi-Fi
・1,650円/月(税込)■リモートスタート(アプリ)・オペレーターサービス5年パック
・新車購入時から5年:30,250円/5年間(税込)■リモートスタート(アプリ)・オペレーターサービス3年パック
・新車購入時から3年:18,150円/3年間(税込)
以上の通りとなります。
ちなみにトヨタは、こうした月額サービス以外にも、バランスシート強化のために保険とファイナンスサービスにも力を入れていて、トヨタの執行役員副社長 兼 CFO 兼 CCOである宮崎洋一 氏は「2026年度までは、業界全体の混乱にもかかわらず好調な新車販売よりも、これらのサービスからより高い営業利益を達成できる」と説明しています。