200万円も値上げしたマイチェン版・新型LX600のキャンセルが増えているらしい…一体なぜ?レクサスが2025年5月9日時点での最新工場出荷目途を更新
やはり200万円の値上がりが大きい?それとも納期短縮による影響?
2025年3月24日に200万円も値上げした、マイナーチェンジ版・レクサス新型LX600。
更に、今回のマイナーチェンジではハイブリッドシステムを搭載したLX700hも追加され、LX600に比べて140万円もアップしています。
LX600/LX700hは発売直後から多くの受注を獲得しており、既に多くのレクサスディーラーでは枠が埋まりつつあるかと思いますが、実は販売店によってはLX600の枠が「余っている」ところもあるようです。
そんなマイチェン後のLXについて、一部のレクサスディーラーでは、どうやら新たな動きが起きているようです。
LX600を中心にキャンセルが増えている模様
私がいつもお世話になっているレクサスディーラーの情報によると、LX600のキャンセルが少しずつ増えているとの情報が。
っというのも、トランプ関税の影響を受けてなのかは不明ながら、当初計画されていた「2025年内に納車予定の台数」に加えて、どうやら更に枠を増やして「2025年内の納車予定数を増やす可能性が高い」とのこと。
そのため、2025年度(2026年3月末)内に納車予定のLX600が、2025年内(2025年12月末)に短縮されていることから、今後更にLX600の枠が増えて来るのでは?との見方があるようです。
一方のLX700hに関しては、特に大きな進展は無いものの、相変わらずLX600に比べて枠が少ないですが、「いつ納車されるかわからない」「またいつ値上げするかわからない車を待ち続けるのも…」といった理由からキャンセルされる方もいらっしゃるそうです。
特に私がお世話になっているレクサスディーラーでは、40組以上のお客さんが予約待ちの状態なので、いつ頃納車されるかわからない中での仮契約(注文書にサインするのではなく、見積もりの備考欄に「氏名」、「住所」、「電話番号」、「本内容で注文します」を記載する形式)にサインしている方がほとんどとなっています。
GX550は特にキャンセルは起きていない模様
続いてGX550に関しては、こちらは一部SNSでは「キャンセルが増えている」といった情報が拡散されていますが、これも販売店によりけりなのか、私がお世話になっている店舗では”今のところ”キャンセルは無いとのこと。
GX550は、version LとOVERTRAIL+の2グレード展開となっていますが、受注数の多さではversion Lの方が圧倒的で、どうやら全体の8割以上を占めているそうです。
ラグジュアリー性を重視したLX600/LX700hに比べて、オフロード/アウトドアに全ぶりしたGX550の方が、OVERTAIL+の方がマッチしているのでは?という認識ですが、あくまでも「レクサス=ラグジュアリー/エレガント」という立ち位置を維持するために、多くの方がversion Lを選択しているのかもしれませんね。