ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型エクストレイル e-POWER (T33)で採用されない機能まとめ!「シートベンチレーションは設定されない」等

ビッグマイナーチェンジでの改良に期待しながらも、「採用されない機能」を紹介

2025年8月に発表予定となっている、日産のビッグマイナーチェンジ版・新型エクストレイル e-POWER (Nissan New X-Trail e-POWER, T33)。

前回のブログでは、ビッグマイチェン内容に加えて、グレード構成について紹介しました。

更に直近のブログでは、スタンダードグレード(標準車)の改良・変更内容に加えて、廃止される機能等も紹介しました。

そして今回は、今回のビッグマイチェン版・新型エクストレイルでは「設定されない」残念なポイントをいくつか見ていきたいと思います。


シートベンチレーションが設定されない

まずは、今回のビッグマイナーチェンジで大きく期待されたのがシートベンチレーション。

いわゆるシートクーラー的な快適機能で、DセグメントSUVで売れ筋のエクストレイルともなれば、上位グレードG限定もしくはナッパレザーシートを選択した場合に限り、シートベンチレーションを設定してくるのではないか?とも期待されました。

しかしながら、今回のビッグマイチェンではシートベンチレーションが設定されない予定とのことで、この点は大きく期待していただけに残念ですね。

競合モデルのトヨタ・ハリアー/RAV4はもちろん搭載されていますし、2025年5月23日に発売予定のマイナーチェンジ版・新型カローラクロス (Toyota New Corolla Cross)でも設定される予定ですし…

ちなみに、今回のビッグマイチェンで新しく追加予定のロッククリーク (Rock Creek)やAUTECH SPORT SPEC、更にハイパフォーマンスグレードNISMOにも設定されないため、次に期待したいのはフルモデルチェンジ(T34型)ということになりそうです。

プロパイロット2.0は設定されない

続いては、ドライビングサポート機能でお馴染みとなるプロパイロット(ProPilot)システムについて。

今回のビッグマイナーチェンジでは、上位グレードGや特別仕様車ロッククリークなどにハンズオフ機能付きとなるプロパイロット2.0が搭載されるかも?と期待していましたが、残念ながらプロパイロット1.5のナビリンク機能付き止まり。

ところで、どうして今回のビッグマイチェンでプロパイロット2.0が搭載される可能性があると期待したのかというと、アメリカ市場向けのローグでは、マイナーチェンジ&ロッククリークが追加されたタイミングで、プロパイロットアシスト2.1が追加されたからなんですね。

この流れを見ると、「日本市場向けもC28セレナ e-POWER LUXIONに続いて…」と考えるのは自然だと思いますし、強く期待するのも当然。

しかしながら、日本向けのT33エクストレイルでは搭載されないとのことで、こちらも次期T34が登場するタイミングでの搭載ということなのかもしれませんね。

上の動画は、C28セレナ e-POWER LUXIONにてプロパイロット2.0を活用しての高速道路走行インプレッション。

高精度精細地図との連携により、カーブの多い首都高でも問題なくハンズオフできるのは魅力的だと思います。

2ページ画:新世代e-POWERは搭載されない模様…廃止となる機能のまとめも