ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型エクストレイル (T33)の気になるポイント!「19インチホイールは標準装備されない」「Nissan CONNECTナビにGoogleビルトイン採用」等
待望のビッグマイナーチェンジで何がアップデートされる?
2025年8月に発表・発売予定となっている、日産のビッグマイナーチェンジ版・新型エクストレイル (Nissan New X-Trail, T33)。
前回のブログでは、内外装デザインで何が変更されるのか?グレード構成はどのように変化するのか?などを紹介しました。
特にハイパフォーマンスグレードのNISMOや、アメリカ市場向けローグにて設定されているロッククリーク (Rock Creek)が追加されるのは意外でしたが、シリーズハイブリッドe-POWERは第二世代のままになるため、この点はちょっと残念なところ。
今回は、標準車をメインにどのような点で改良・変更されるのか?ちょっと残念なポイントも含めてチェックしていきたいと思います。
※公式発表・発売前の情報になるため、ところどころで「予想」「見込み」「予定」と表現させていただきます
接近時アンロック/降車時オートロック機能が全グレード標準装備
まずは、日産の主力モデルにて徐々に展開されている近接時アンロック/降車時オートロック機能について。
近接時アンロック機能は、スマートキーを持った状態で車両に近づくと「自動で解錠」される機能で、降車時オートロック機能は、スマートキーを持った状態で車両から離れると「自動で施錠」される機能です。
現時点では、現行C28セレナやノート/ノートオーラに搭載されている機能ですが、今回のビッグマイナーチェンジでは全グレードに標準装備される予定です。
Gグレードは18インチアルミホイールが標準装備!19インチはメーカーオプション扱いに
続いて足もとのタイヤアルミホイールについて。
現行モデルについては、以下の表の通り、Sグレード/Xグレードが18インチアルミホイールを標準装備し、上位グレードGのみ19インチアルミホイールが標準装備となっていましたが、ビッグマイナーチェンジでは、なぜかGグレードも18インチアルミホイールが標準装備される予定です。
しかも、現在Xグレードではメーカーオプション&Gグレードでは標準装備されている19インチアルミホイールの意匠が変更されるの注目トピックス。
Sグレード | Xグレード | Gグレード | |
18インチタイヤアルミホイール | 現行:標準装備 BMC後:標準装備 |
現行:標準装備 BMC後:標準装備 |
現行:設定不可 BMC後:標準装備 |
19インチタイヤアルミホイール | 現行:設定不可 BMC後:設定不可 |
現行:メーカーオプション BMC後:メーカーオプション |
現行:標準装備 BMC後:メーカーオプション |
アメリカ市場向けローグの19インチはマルチスポークタイプ
ちなみに、こちらがアメリカ市場向けとして販売されているマイチェン後ローグの19インチタイヤアルミホイール。
いわゆるマルチスポークタイプのエレガントなホイール意匠になるわけですが、このホイールが日本市場でも設定されるのかもしれませんね。
ナビゲーションシステムもGoogleビルトイン搭載でアップデート!
続いてナビゲーションシステムについても見ていきましょう。
現行T33エクストレイルのナビゲーションシステムは、メーカーオプションもしくはGグレードのみ標準装備された12.3インチNissan CONNECTナビや、ディーラーオプションの9インチナビがラインナップされています。
今回のビッグマイナーチェンジでは、12.3インチNissan CONNECTナビにGoogleビルトイン(Google Automotive Service搭載型)が採用される予定で、Gグレードでは標準装備、Xグレードではメーカーオプション扱いとしてラインナップされる予定とのこと。
遂にインテリジェントアラウンドビューモニターに3Dビュー機能搭載
そしてNissan CONNECTナビでは、インテリジェントアラウンドビューモニターも搭載されているわけですが、今回のビッグマイナーチェンジにより、遂に3Dビュー機能が搭載される予定です。
ただし、3Dビュー機能はXグレードがメーカーオプション扱い、Gグレードが標準装備となるため、Gグレードのスタートプライスは大幅に高くなるかもしれません。