次期セントラ/マキシマ/アルティマ?日産が謎の次世代セダンの特許画像を出願!中国で発表されたエヴォ・コンセプトの量産版の可能性も
日産が新たなセダンモデルを展開か?
2025年~2026年にかけて、様々な新車・新型車が登場予定となっている日産。
経営状況が厳しいなかではありますが、日本ではフルモデルチェンジ版・新型エルグランド (Nissan New Elgrand, E53)や新型ルークス (New Roox)、そしてピュアEVクロスオーバーの新型リーフ (New Leaf, ZE2)が市販化予定です。
一方でアメリカでは次期セダン、中国ではピュアEVセダンの新型N7が発表されましたが、これらとは異なる新たなPHEVセダン?と思わしき特許画像が出願されたので、早速チェックしていきましょう。
これは一体?何とも先進的な見た目を持つ次期セダンの特許画像
こちらが今回、世界知的所有権機関(WIPO)に出願された日産の次世代セダンと思われる特許画像(Top Gearより引用)。
この特許画像は、2024年9月14日に中国にて申請され、翌年の2025年5月9日に正式に登録されたもの。
フロントデザインを見てもお分かりの通り、日産のピュアEVセダンであるN7を彷彿とさせる新デザイン言語が盛り込まれていて、センター直結式のLEDデイライトに加え、両サイドは”フ”の字型でエッジを効かせたデザインに。
見た目は北京モーターショーにて出展されたEvoコンセプトにそっくり
スタイリングとしては、伸びやかでクーペライクなセダンですが、次期セントラ (New Sentra)なのか、次期アルティマ (New Altima)、はたまた次期マキシマ (Maxima)なのかは不明ながらも、デザイン的には2024年に北京モーターショーにて出展された次世代EVセダンのエヴォ・コンセプト (New Evo Concept)にそっくり。
なおエヴォ・コンセプトが発表されたのが2025年4月末の北京モーターショー2024で、その5か月後に似たようなデザインの特許画像を申請していることを考えると、この画像はエヴォ・コンセプトの量産版である可能性が高そうですね。
現時点では、本モデルが中国市場専売モデルとなるのか、それともアメリカ市場向けとしても展開されるのかは不明ながらも、日産が既に公開している2025年度~2026年度に発売する新型車のティーザー画像にも、似たようなセダンが公開されていることを考えると、やはりセントラ/アルティマ/マキシマの何れかである可能性が高そう。
ちなみにこちらが、日産のアメリカ市場向けとして先行公開されているティーザー画像。
上の画像の④にある、次期セントラと思わしきモデルが唯一のセダンなわけですが、こちらはセンター直結式のLEDが設けられていないものの類似性はいくつかありそうですね。
こちらはリアデザイン。
テールランプは、フロント同様にセンター直結式の一文字ながらも、両サイドは”コ”の字で囲い込むようなレイアウトに。
アメリカの公道にてスパイショットされた開発車両とも少し似ている?
このテールランプ意匠ですが、以前アメリカ・ミシガン州の公道にてスパイショットされた謎のセダンの開発車両に一部似ていることから、やはりアメリカでも市販化される可能性は十分に高そう。
ただ、現時点では次期セントラ/アルティマ/マキシマなのかはわかっていないため、今後日産より公開されるであろうティーザー画像やティーザーホームぺージを待ちながら、色々と予想していきたいところです。