次期セントラ/マキシマ/アルティマ?日産が謎の次世代セダンの特許画像を出願!中国で発表されたエヴォ・コンセプトの量産版の可能性も

(続き)日産が出願した謎のEVセダンと思わしき特許画像について

引き続き、日産が出願している謎のEVセダンと思わしき特許画像について見ていきましょう。

北京モーターショー2024にて出展されたEvoコンセプトとは?

ちなみに、先ほどの特許画像はエヴォ・コンセプトの量産版ではないか?と予想しましたが、エヴォ・コンセプトのエクステリアが上の画像の通り(国内カーメディアResponseより引用)。

北京モーターショーにて出展されて以降、イベントなどでは一切出展されていないエヴォ・コンセプトですが、パワートレインはプラグインハイブリッド(PHEV)。

前社長である内田誠 氏は、「変化の激しい中国において、持続的な成長を果たすため、日産は新経営計画The Arcで発表した通り、中国市場向けに最適化した戦略に取り組みます。今回公開したコンセプトカーをベースとして開発する新エネルギー車を皮切りに、競争力の高い多様な新車を投入することで、バランスの取れた商品ラインナップを構築します。そして、中国のお客さま一人ひとりにもっとワクワクするモビリティ体験を提供していきます」とコメント。

これまではピュアEV(BEV)に注力してきた日産ですが、ようやくPHEVにも力を入れるようになり、アメリカでも三菱アウトランダーPHEVのリバッジモデルとして、新型ローグPHEVをラインナップする予定です。

こうして見比べてみると、先ほどの特許画像と概ね同じデザインテイストですし、ピュアEVセダンではなくPHEVセダンとして登場する可能性が高そうです。

ちなみに、このエヴォ・コンセプトですが、具体的なスペックまでは明かにされていないものの、日産は「先進の運転支援技術と安全性能を備えたPHEVセダンで、週末の旅行に最適で、家族全員の特別な思い出を演出します。またAIによって機能を拡張したバーチャルパーソナルアシスタントが、ドライブを通じて実現したいことをサポートします」と説明しています。


東風日産が販売している新型N7が、発売から僅か1か月で1.7万台を受注!

続いて、日産のセダン繋がりで東風日産が発表・発売した新型N7についても見ていきましょう。

2025年4月27に東風日産が発売したピュアEVセダンの新型N7ですが、何と発売から僅か1か月で17,215台を受注したことが判明(日産公式プレスリリースより引用)。

購入者は、主に35歳以下の若いファミリーユーザーで、うち70%が初めての日産車としてN7を購入しているとのこと。

N7は、日産の経営再建計画Re:Nissanの商品戦略の再構築を力強くサポートするため、今回の受注は日産にとって大きな飛躍につながる可能性が高そうです。

ちなみにN7は、自分の楽しみや家族との時間などのパーソナルライフと仕事のバランスを大切にする価値観を持つ、若いファミリーユーザーをターゲットとしています。

同モデルは、58kWhと73kWhの2種類のバッテリーを用意し、最大635kmの航続距離を実現。

またMomenta社と共同開発した高度な運転支援技術「ナビゲート・オン・オートパイロット」や、AIを駆使してシートを調整する姿勢適応システムを備えた「ゼロプレッシャーシート」などの先進技術を搭載。

中国の顧客の多様なニーズに対応するため、「MAX」、「PRO」、「AIR」の3グレードを展開し、「MAX」と「PRO」についてはバッテリーの容量を選ぶことが可能となってます。

1ページ目:日産が公開した次世代セダンの特許画像の正体とは?

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