【悲報】ホンダがN-BOXの在庫を多く抱える事態に…スペーシアやムーヴ、ルークス、デリカミニ等の方が魅力高め?現行N-BOX Customターボの「通算33回目」となる給油記録も

やはりN-BOXは大量の在庫を抱えているようだ

2023年10月に3代目(JF5/JF6)としてフルモデルチェンジを果たして1年8か月が経過している、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型N-BOX/N-BOXカスタム (Honda New N-BOX Custom)。

2025年4月には一部改良型が発表・発売されるも、内外装デザインが変更されるわけでもなく、一部グレードの商品アップデートに留まり、塗料の変更による耐久性などは向上していません。

そろそろJF5/JF6をベースにした特別仕様車が追加されても良いのでは?とも思いますが、そんなN-BOXの販売が不調なのか、各ディーラーでは大量の在庫を抱えているそうで販売に苦戦しているとの情報が入っています。


現行N-BOXの魅力が少なく、徐々にお客さんが少なくなっている?

私がいつもお世話になっているホンダディーラーからの情報によると、2025年4月の一部改良型が販売されて以降、N-BOXの販売は不調とのことで、販売店には大量のN-BOXの在庫を抱える事態になっているとのこと。

先代N-BOXや他の軽自動車で点検に来られる方などにも、販売店側からも「現行N-BOXは如何でしょうか?」とアプローチをかけているそうですが、中々現行モデルを検討していただけるお客さんは少ないそうで、その理由の多くが…

●他の車種も同様だが、軽自動車なのに250万円を超えることが当たり前になり、購入しづらくなった

●明らかに先代(2代目)の方が装備内容も見た目も質感も良かった。今は進化ではなく退化したように感じられ、内装もチープで魅力が無い

●「新型に乗りたい」と思う程の魅力が無いため、次の車検のタイミングで他メーカーの軽自動車に乗り換える予定だ

といった、上記のようなコメントが非常に多いそうで、徐々にN-BOXから離れているお客さんも増えているとのこと。

軽自動車としての完成度は確かに高いが、競合モデルと比較すると課題も多い?

そんな現行N-BOXですが、軽自動車単体で見たら完成度としては十分高いとは思うものの、競合モデルとなるようなスズキ・スペーシアやダイハツ・タント、日産ルークス、三菱デリカミニといったモデルにまで視野を広げてみると、課題となる点や不満に思う点なども多め。

具体的には…

▲ステアリングヒーターが備わっていない

▲アダプティブドライビングビーム[ADB]の設定が無い

▲ナビゲーションディスプレイの最大サイズが9インチで止まっている

▲オートブレーキホールド[ABH]にメモリー機能が備わっていない

▲天井サーキュレーターが設定されていない

▲燃料タンク容量が27L(4WDは25L)と小さいため、せめて30Lまで拡大してほしい 等

等が挙げられ、競合他車と比較してユーザーの求める機能やサービスも年々高まってきているのも事実。

N-BOXは、これまで「ホンダのNブランド」で台数を売ってきましたが、今ではブランドだけで売ることも中々に難しくなっています。

個性あるデザインなのはもちろんのことですが、ユーザーが求めるレベルも年々高まっているからなのか、不満の声が多いのかもしれません。

繰り返しにはなりますが、軽自動車単体で見れば十分魅力的なモデルだとは思いますが、競合の装備内容や質感、完成度が高まってきているなか、比較できるモデルが増えたことによって、各車のレベルや魅力も向上したために「N-BOX以外の選択肢も増えた」と考えるのも一つ。

各社軽自動車のレベルも上がり、私もそろそろ次の軽自動車に乗り換えか

私も、今現在所有しているN-BOXカスタム・ターボ[2WD]が納車後24か月法定点検を迎えたタイミングで、別の軽自動車に乗り換えようと検討しているところですが、その検討理由が「N-BOXよりも優れた装備内容で、デザイン含めて気になっているから」。

決してN-BOXを貶しているわけではなく、たまたまこのタイミングでN-BOXよりも優れた装備内容で、魅力的なモデルが登場予定なので、所有期間のことも考えると「そろそろ買い替え時で丁度良い」という流れになっています。

2ページ目:現行N-BOX Customターボの納車後「通算33回目」となる給油・燃費記録をチェック!