ロータス・エリーゼの由来となった女性はブガッティ元会長の孫娘だった。よくよく考えたらロータスは「E」から始まる車名が多かった件

ロータス・エリーゼの由来となった女性が登場

イギリスのライトウェイトスポーツメーカーでありながら、今現在は中国吉利(ジーリー/Geely)を親会社に持つロータスが、現行車種としてラインナップするエリーゼ (Lotus Elise)の由来となったElisa Artioli (エリーザ・アルティオリ)さんと再会することに。

ロータスといえば、モデルのほとんどが「E」から始まる車種ばかりで、Evora (エヴォーラ)/Exige (エキシージ)/Essprit (エスプリ)/Elan (エラン)/Europa (ヨーロッパ)/Emira (エミーラ)/エヴァイヤ (Evija)/エレトレ (Eletre)、そして今回のElise(エリーゼ)も同じとなります。


彼女はロータスと密接な関係性があった

それぞれの車名は、ロータスオリジナルの造語に込められた由来の名前となっていますが、エリーゼに関してはとある女性の名前に密接なる関係性がある模様。

今回エリーゼの由来となっているElisa Artioliさんは、当時ロータスとブガッティの会長を務めたRomano Artioli氏の孫娘でした。

Romano Artioli氏は、ブガッティが一度倒産後に復活のきっかけを作ったキーマンで、更には1993年にGMからロータスを買収しました。

1996年には、マレーシアの自動車メーカであるProtonに売却されるまでの数年間と短期間ではありますがロータスを所有し、しかしその短期間の中でElinsを立上げ、ロータスがその後作られたすべてのモデルの基礎を形成した重要な人物と言われています。

話は少しそれましたが、孫娘のElisaさんは、最近まで自身の名前がまさかのロータス・エリーゼの由来になっているなど知らず、今回改めてロータスと再開することに。

彼女は、同社エキシージ・スポーツ410/エヴォーラGT410スポーツに乗り、ロータスの有名なテストコースを走行したとのこと。

ロータスは現在、中国・吉利汽車ホールディングスの傘下となり、今後はボルボやポールスター、Lynk&Co、ロンドンの電気自動車メーカーの技術が豊富に活用され、更にはジーン・マーク・ゲールズ氏も辞任し、吉利集団のトップである李書福 氏の存在によって、その方向性は更に大きく変化していくと思われます。

ロータス関連記事