「スピード違反ゼロ」を謳っていた保安官が、友人の裏切りによりランボルギーニ・ウラカンで堂々とスピード違反する動画が拡散される

「他人には厳しくも自分には甘い」の典型?

日本でも、警察官がスピード違反や信号無視などで書類送検される例がありますが、今回はアメリカの保安官が常日頃から「スピード違反ゼロ」と強く謳っているにも関わらず、保安官自らがスピード違反してしまうという、何とも滑稽な動画が拡散され大きな話題となっいます。

これは、保安官の元友人であり、元ビジネスパートナーであった人物によって撮影されたものであり、保安官はプライベート時間を利用してランボルギーニ・ウラカン (Lamborghini Huracan)で常日頃スピード違反を繰り返していたことが発覚。

それ以前に、保安官でもランボルギーニ・ウラカンに乗れることにも驚きですが、それだけ普段から身を削った仕事をしていることに加え、それに見合った対価を得ている?ということなのかもしれませんが、その一方で「どうやってランボルギーニ・ウラカンを購入できたのか?」といった側面でも、警察の捜査が進められているようです。


元友人と何らかのトラブルがあった?友人の裏切りによりウラカンのスピード違反動画がYouTubeにてアップされる

こちらが今回、保安官の元友人によって撮影・リークされたというランボルギーニ・ウラカンのスピード違反動画。

動画に登場するウラカンのドライバーは、アメリカ・フロリダ州の保安官とのことで、普段から市民に強く・厳しく謳っている「スピード違反ゼロ」ですが、まさか自身がスピード違反してしまい、その動画がYouTubeを通して全世界に晒されてしまうとは…

彼は、フロリダ州警察に務めるカーマイン・マルセノ保安官で、「公道でのストリートレースを認めない」「公道でのスピード違反は許さない」と、悪質な運転を容認しない姿勢を貫いているにもかかわらず、まさかの元友人の裏切りによって動画が公開されることに。

アメリカメディア・フロリダ・トライデントにて報道された今回の出来事ですが、動画には、マルセノ保安官がランボルギーニ・ウラカンで時速50マイル(約80km/h)の道路を猛スピードで疾走する様子が映っています。

カメラの後ろにいる人物が、アクセルを踏み込むように促すと保安官は快諾(ドライバーが運転しながら、スマホで撮影しているのも問題だと思いますが…)。

あれだけスピード違反に厳しい保安官ですが、法定速度に対して40kmオーバーとなる時速74マイル(約120km/h)で走行。

リーク動画が拡散される前、保安官のスピード違反に対する声明文が物議

なおフロリダ・トライデントは、「マルセノ保安官のストリートレースに対する不寛容さは、必ずしも彼自身の運転中の行動にまで及ぶわけではない」と記載していて、この『不寛容さ』は単なる比喩表現ではなく、在任中も基本的にこれを繰り返してきたとのこと。

そして2025年6月、フロリダ警察では保安官のストリートレースでの逮捕前、実は以下の声明を発表していたのですが、この声明文も大きな物議を醸しています(FacebookのLee County Sheriff’s Officeより引用)。

「リー郡におけるストリートレースは絶対に許しません」と、カーマイン・マルセノ保安官は述べた。

「スピードを出し過ぎて、自分自身、同乗者、そして道路上の他のドライバーを危険にさらすのは、とてつもなく利己的な行為です。私の部下たちは、リー郡の道路をパトロールし続け、ドライバーが賢明な判断を下せるよう徹底していきます。さもなければ、彼らは必ずや報いを受けるでしょう。」

今週初め、第2管区の保安官代理らがリーハイ・エーカーズのリー・ブールバードとアイダ・アベニュー・ノースのエリアに出動した。

ブラウン副保安官は、パトロール中に非常に高速で走行する車両を発見しました。

この際、彼は機関から支給されたレーダーガンを使用し、車両の速度を時速104マイル(約160キロ)と計測しました。

警察は車両を停止させ、ストリートレースの捜査を開始した。

警察は、車両の運転手であるダニエル・ロバイナ=チョウ(生年月日:2007年4月21日)が、排気音が好きだったためダッジ・チャージャーでレースをしていたことを突き止めた。

当時、ロバイナ・チョウはストリート・レースの罪で起訴され、リー郡刑務所に収監されていた。

以上の通り。

Facebookの投稿の太字の部分が、逮捕される前の保安官のコメントで、それよりも下の7割近くが、別のドライバーのスピード違反に関するコメントとなっています。

なお、この投稿に関しては2025年6月時点でコメント欄が設けられていたものの、今回の保安官の逮捕を受けて「コメント欄が閉鎖」されてしまいました。

いわゆる「批判的な意見を一切受け付けない」「市民の声に耳を傾けない」として批判が殺到しているわけですが、やはり市民側からすれば「都合が悪くなったら逃げるような人物に警察は任せられない」「警察官は腐っている」「見たくないものに蓋をする腐った警察官」といったコメントも。

まるでどこぞの農林水産大臣のような中途半端な姿勢です。

2ページ目:保安官の元友人は、なぜ今回のスピード違反の動画を公開したのか?