スズキがワゴンRシリーズを販売して約32年で世界販売台数1,000万台を突破!まさかの新型ジムニーノマドが国内出荷停止…その理由とは?
ワゴンR誕生から約32年で、世界累計販売台数1,000台を突破!
2025年8月4日、スズキ公式がワゴンRシリーズの累計販売台数1,000万台を達成したことを発表しました。
厳密には、2025年6月までの世界累計販売台数が1,000万台を突破したというもので、1993年9月の日本での発売開始から31年9カ月での達成となります。
ワゴンRは、セミボンネットスタイルの軽ワゴンとして開発され、乗る人を最優先に考えた快適で使いやすい車として、日本の多くのユーザーに愛されているスズキを代表するモデルです。
日本からの輸出モデルに加え、インドやハンガリー、インドネシアなど各地で生産され、地域のニーズに合わせて進化を続けてきました。
軽自動車という規格の中で磨いてきた技術を、ワゴンRシリーズとして世界で展開してきました。
ワゴンは約32年で6世代に渡ってフルモデルチェンジしてきた

これまでワゴンRシリーズは、日本やインド、ヨーロッパをはじめとする世界75の国と地域で販売してきました。
インドでは、ガソリン車よりも燃費性能に優れ経済性の高いCNG仕様を展開し、日本ではスライドドアを採用したワゴンR スマイルなど、経済性・環境性能・使いやすさを磨き続け、常に新しい価値をご提供してきました。
今後もスズキは、世界中の顧客の立場に立ったものづくりを推進し、地域のニーズに合った価値ある製品のご提供に努めていく、とコメントしています。
ちなみに、1993年9月にワゴンRが誕生してから今日に至るまでの沿革・ラインナップは以下の通り。
1993年9月:初代ワゴンR発売
1997年2月:登録車ワゴンRワイド発売
1998年10月:2代目ワゴンR発売
1999年12月:インドで生産開始
2000年1月:ハンガリーで生産開始
2003年9月:3代目ワゴンR発売
2008年9月:4代目ワゴンR発売
2012年9月:5代目ワゴンR発売
2013年9月:インドネシアで生産開始
2014年4月:パキスタンで生産開始
2017年2月:6代目ワゴンR発売
2021年9月:ワゴンR スマイル発売
スズキ社長もワゴンRについてコメント

なお、今回のプレスリリースに加えて、鈴木俊宏社長は以下のようにコメントしています。
多くのお客様にご愛用いただき、心より感謝申し上げます。
「ワゴンR」は、軽ワゴンという革新性や高い実用性が評価され、当社のみならず軽自動車の代表的なモデルの一つとなりました。
今後も販売地域のお客様に合わせた開発を行い、日々の移動を支える存在であり続けられるよう、チームスズキ一丸となって取り組んでまいります。
ワゴンはコンスタントに売れ続けている

そして、今回のプレスリリースで個人的に一番驚いているのが、ワゴンRブランドが発売されて32年が経過しているにも関わらず、今現在もコンスタントに売れ続けているということ。
今回スズキが公開したプレスリリースの「累計販売の経緯」を見ていくと、1993年に発売開始してから2025年6月に累計1,000万台到達するまでに、常に2年~3年のペースで100万台を売り続けているんですね。
1993年9月:発売開始
1998年10月:世界累計販売台数100万台を達成
2002年1月:世界累計販売台数200万台を達成
2005年2月:世界累計販売台数300万台を達成
2007年9月:世界累計販売台数400万台を達成
2010年2月:世界累計販売台数500万台を達成
2012年8月:世界累計販売台数600万台を達成
2015年1月:世界累計販売台数700万台を達成
2018年2月:世界累計販売台数800万台を達成
2022年1月:世界累計販売台数900万台を達成
2025年6月:世界累計販売台数1,000万台を達成
これだけコンスタントに売れ続けるのは、ワゴンRというブランド力の高さもあるとは思いますが、それ以上にスズキも「単なるワゴンRだけでは売れない」という危機感を持っていたからだと思うんですね。
時代の変化にあわせて、スライドドアモデルを派生させたことも大きい

時代の変化とともに、軽自動車に対する考え方や価値観も、市場が求める機能も常に変化し続けているため、こうした変化に対応するために派生車種&スライドドアを採用するワゴンRスマイルを展開したのだと考えられます。
スズキは、昔ながらの技術や伝統を大事にするメーカーでありながらも、ブランドに固執することなく、常に進化し続ける姿勢も持ち合わせるからこそ、累計1,000万台に到達できたのではないかと思います。