1か月前の顔は嘘だった?東風日産のビッグマイナーチェンジ版・新型シルフィがノートオーラ&プジョー顔で完全リーク!

4代目としては初のビッグマイナーチェンジとなる新型シルフィ

日産の中国法人と東風汽車の合弁企業となる東風日産が販売する、ミドルサイズセダンでお馴染みとなるシルフィ (Dongfeng Nissan New Sylphy、中国表記:軒逸)。

2019年に4代目となるB18型にフルモデルチェンジしてから6年が経過しますが、今回初のビッグマイナーチェンジ版として発表・発売される予定です。

まだ東風日産からは、正式なプレスリリースは公開されていないものの、中国工業情報化部(MIIT)より、本モデルのエクステリアが完全リークされています。


まさかのプジョー顔に変化した新型シルフィ

via:Autohome

こちらが今回、中国工業情報化部(MIIT)より完全リークされたというビッグマイナーチェンジ版・新型シルフィ。

画像を見てもお分かりの通り、フロントマスクは大幅に刷新され、日産独自のデジタルVモーショングリルを採用しながらも、まるで牙をイメージさせるようなLEDデイタイムランニングライトは、フランスの自動車メーカー・プジョーを彷彿とさせるものがありますね。

牙をイメージさせるような縦型基調のLEDデイライトですが、上の画像のように3008のようなイメージもあれば…

2025年8月末に発表されたマイナーチェンジ版・新型308のような縦型基調にも見えたり…

何れにしても、これまでの東風日産には無かった新たなデザイン言語だと思いますし、中国にて高い人気を誇るシルフィで、ここまで大胆なフェイスリフトを実施するのは意外。

それだけ中国市場は、ユーザーの趣味・嗜好が大きく変化しているのかもしれませんし、東風日産としても、主力モデルだからこそ時代の変化に合わせてレスポンス良く対応しているのかもしれません。

東風日産は、2025年8月にマイチェン版のエクステリアを公開したばかりだが…

ちなみにこちらは、2025年8月に発表されたばかりのマイナーチェンジ版・新型シルフィなのですが、結局このフロントマスクが採用されなくなってしまったのかは不明ながらも、改めてこうして見比べてみると全くの別物ですし、ヘッドライトユニットも変更されていることを考えると、ほぼほぼフルモデルチェンジ級の変化。

なぜこのような事態になっているかはわからないものの、とりあえず東風日産の公式発表を待ちたいところです。

プジョー顔でありながら、どこかノートオーラっぽい顔にも見える新型シルフィ

改めてフロントマスクが大きく変化した新型シルフィを見ていきましょう。

よ~く見てみると、釣り目タイプのLEDヘッドライトの直下には、水平基調のLEDデイライトに加え、両端には2本の縦基調となるLEDデイライトも装備。

そして、センター非直結式の一文字部分は、LEDのように見えながらもガーニッシュのようなパーツにも見えます。

そしてフロントグリルを見ていくと、ロアグリルに向かってリンクするVモーショングリルパターンが採用されています。

今回のリーク画像をいち早く取り上げた中国メディアAutohomeによると、MIITに掲載されたスペックシートには、これまで通り排気量1.6L HR16DE型直列4気筒自然吸気エンジン(最高出力135hp/細大とルック159Nm)が継続して採用されるとのこと。

細かいデザインテイストに関しては、今後日産公式からも公開予定ではあるものの、見た目の印象としては現行ノートオーラ (Note Aura)のようなテイストにも見えます。

2ページ目:新型シルフィのオプションリストやリアデザインも完全リーク!