ホンダ新型プレリュード (BF1)は本当にプリウスのパクリなのか?両車を並べ、フロント・サイド・リアの『決定的な違い』を徹底検証

未だにSNSやYouTubeなどで言われ続ける「プレリュードはプリウスのパクリ」

2025年9月に私に納車されたホンダのフルモデルチェンジ版・新型プレリュード (Honda New Prelude, BF1)。

前回のブログにて、プレリュードの納車速報インプレッションをお届けしましたが、やはり多くの方から反応を頂いたのが「トヨタ・プリウスに似ている」「プリウスクーペやん」といったコメント。

プレリュードがコンセプトモデルとして発表された当初から、「プリウスに酷似している」「リアはポルシェ・タイカンにそっくり」と散々揶揄されてきましたが、今回は実際に私が所有していたプリウスと見比べて、両車が本当にそっくりなのかどうか比較していきたいと思います。


フロントマスクを見比べてみる

まずはフロントマスクを見ていきましょう。

発表当初から未だに「プリウスクーペ」と揶揄されるプレリュードですが、改めて実車で拝見してみると、フロントマスクは全くの別物。

特にヘッドライト意匠に関しては、プレリュードの場合はヴェゼル (Vezel)のような水平基調のLEDデイライトが採用されながら、ヘッドライト意匠はリフレクター式ではなく、シンプルな二眼LEDヘッドライト。

これに対してプリウスの場合は、”コ”の字型LEDデイライトが搭載され、単眼タイプのBi-Beam LEDヘッドライトが搭載されるため、実はディテール部分で見ても似ている部分は少ないんですね。

こちらがトヨタ現行プリウスのフロントマスク。

LEDデイライトや単眼LEDヘッドライト、更にはシグネチャーランプなども設けられた複雑な意匠となっていますが、こうして見比べてみると、各メーカーの個性やデザイン言語を上手く取り込んでいるのがわかりますね。

何れは両車を並べてインプレッションしてみたいところですが、唯一「ココが似ているかな?」と思う部分が、ヘッドライトレンズに入り込むフロントノーズのシグネチャーウィング部でしょうか。

あとは、あまり車に興味ない方からすると、「のっぺりした顔付き」と「鋭いヘッドライト」、「車高の低さ」というだけで、「どちらも同じような車」と括ってしまうことも”あるある”だと思います。

サイドビューを見比べてみる

続いて、プレリュードとプリウスのサイドビューを見比べてみましょう。

まずはプレリュードですが、前輪駆動[FF]ベースの2ドアスポーツクーペということもあり、伸びやかなフロントノーズと、トップルーフからリヤハッチに向けて下っていく流麗ラインは、クーペ特有の美しさがあります。

FFという特性上、どうしてもフロントノーズは少し長めになりますが、抑揚を付けたボディラインと、ベルトラインが後方に向かって反り上がっていく妖艶さと伸びやかさが合わさることで、前後のバランスを上手く維持しているようにも見えます。

こちらはプリウスのサイドビュー。

こうして改めてプレリュードと見比べてみると全くの別物ですね。

確かにプリウスも、後席ドアをピラーマウント式にすることで、2ドアクーペ風に見せていますが、フロントフードボンネットからAピラーへとキレイに流れていき、変に角度を付けることなく直線的であり滑らか。

そういった意味では、実際に両方所有したオーナーからすると、ボンネットからAピラーで角度を設け、運転席からの視認性を優先したプレリュードの視界は良好で、一方のプリウスはAピラーが邪魔で視認性がそこまで高くなかったと記憶しているため、日常的な運転においてはプレリュードの方が使い勝手は良いのかもしれません。

2ページ目:プレリュードとプリウスのリアビューは、実際に見比べてみると大きく異なる?