ホンダ新型プレリュード (BF1)は本当にプリウスのパクリなのか?両車を並べ、フロント・サイド・リアの『決定的な違い』を徹底検証
(続き)何かと比較されやすいホンダ新型プレリュードとトヨタ・プリウスについて
引き続き、デザイン面で何かと比較されやすいホンダ新型プレリュードとトヨタ・プリウスを見ていきましょう。
リアビューを見比べてみる

続いては、プレリュードとプリウスのリアビューを見比べていきましょう。
リアデザインも「どちらも似ている」と揶揄されますが、個人的な印象としては、プレリュードは欧州車っぽさに寄せている関係で、どちらかというとポルシェ似なのかも。
おそらくは、センター直結式の一文字テールランプと、その直下にある控え目な”Honda”のレタリングバッジ、そして更に中央に配置されたダークブラック加飾の”Prelude”のロゴバッジのレイアウトが、どことなく現代のポルシェ911を彷彿とさせるものがあるのかもしれません。

こちらはプリウスのリアビュー。
プレリュード同様にセンター直結式の一文字テールランプではあるものの、大きく異なるのは両端が一文字の太さが統一されていないこと。
プリウスの場合は、両サイドが太目で、中央に向かって細くなっていきますが、プレリュードは端から中央まで同一の太さを維持。
あとは、何れも後ろから見た時のヒップラインのボリューム感はあるものの、鏡餅のような独特の抑揚と張り・丸みを持たせつつ、テール部分が絶壁にような壁となっているため、どうしてもプリウスの方が背高く見えてしまうんですね。
一方でプレリュードは、後方に向けて伸びていくので、シャークノーズのような断崖絶壁になっていないことから「背高く見えない」のかもしれません。

ちなみに、リアウィンカー点灯時のプレリュードが上の画像で、両サイドの直下にあるクリア部分がLED点滅する仕組み。

プリウスも同様で、両サイドのテールランプ直下にあるクリア部分がLED点滅する仕組みですが、フロント同様に「テールランプが一文字だから似ている」「リアウィンカーの位置も似ている」ということで、「プレリュードはプリウスのパクり」「プリウスもプレリュードも似たようなデザイン」と一括り、もしくは自身の目で見た情報に補正が入ってしまうのかもしれません。
あと、何気にナンバープレートの位置や、水平基調のリフレクターの位置も似ているのも、似ている要因の一つになっているのかも?
両車似ている部分はあるかもしれないが、両車にはそれぞれの良さがある

以上、プレリュードとプリウスのフロント・サイド・リアを並べてみての比較を行ってみましたが、確かに大雑把に見ていくと、デザインの方向性は似ているものの、細部で見ていくと全くの別物。
ただ、両車に共通して言えるのは、どちらもメーカーのデザイン言語を上手く取り込みつつ、似たり寄ったりなモデルが多く登場するなかで、一目見て「プレリュード」「プリウス」と識別できる特徴をしっかりと抑えているのはお見事だと思います。

トヨタに至っては、プリウスに限らず、ビッグマイナーチェンジ版・新型アクア (New Aqua)やbZ4X、クラウンシリーズなど、ハンマーヘッドを多く採用する傾向にあり、はたから見ると「どれも同じように見える」のが正直な感想ですが、それでも一目で見て各車の特徴を捉えることができ、瞬時に見分けることができるのもトヨタのデザイナーの秀逸なところだと思います。
1ページ目:フロント・サイドでの見比べてみると、やはり細部のデザインは大きく異なる?




