三菱USAが2026年に新型車2車種を投入!1台は新型リーフ(ZE2)のOEMでほぼ確定。もう1台はアウトランダーの本格オフロード仕様か。差別化はどこまで図られる?

遂に三菱のアメリカ法人が、2026年に2車種の新型車を発売することを公式発表!

三菱のアメリカ法人となる三菱USAは、2030年までに販売する商品計画/事業計画「Momentum 2030」の概要を発表しており、そのなかには日本でも主力モデルとして販売しているアウトランダーPHEV (Mitsubishi New Outlander PHEV)や、ミニバンスタイルの次期デリカD:6と思わしきシルエットも公開しています。

そして2025年10月14日、三菱USAの公式プレスリリースにて、「2026年にピュアEVクロスオーバーと、SUV第二弾の全2車種を発表・発売する」ことを明らかにしました。

具体的にどういったモデルが販売されるのか?ティーザー画像を見ながら解説していきたいと思います。


三菱が公開したティーザー画像を改めてチェックしてみる

こちらが今回、三菱USAが改めて公開したティーザー画像。

左からアウトランダースポーツ (Outlander Sport)とエクリプスクロス(Eclipse Cross)、2つ飛んで一番右にアウトランダーPHEV (Outlander PHEV)がベール無しで公開されていますが、これらは既に販売されている既存車種。

そして、残り2車種がベールに包まれまたままの新型車となっています。

これら詳細が不明となっている2車種が、2026年に発売される新車・新型車になるわけですが、既にLEDデイライトの点灯の仕方から、どういった車種なのかが特定できてしまうのも分かりやすいところ。

あくまでも予想という形にはなりますが、2026年にデビューする2車種は、左から日産の新型リーフ (Nissan New Leaf, ZE2)のリバッジ・OEMモデルと、アウトランダーのオフロード志向となるトレイルエディション (Trail Edition)以上のグレードとしてラインナップされる予定です。

ベースは現行アウトランダーで、いわゆるオフロード志向のコンプリートカー?

三菱USAによると、アウトランダーのオフロードモデルは2026年に発売予定で、その名の通りオフロードに特化したボディワークやドライブモード、そしてパフォーマンス向上を特徴としていて、よりラギッドで耐久性の高い素材を用いた独自のインテリアも採用される予定とのこと。

現時点では、このアウトランダーが「次期型」になるのか、それとも現行型をベースにしたオフロード志向のコンプリートカーになるのかまでは不明なものの、今のところアウトランダーがフルモデルチェンジするといった情報は無いため、おそらくは後者になると予想されます。

なお、このオフロード志向のモデルは、トヨタでいえばRAV4 Adventureに相当し、日産でいえばエクストレイル e-POWER ロッククリーク (Nissan New X-Trail e-POWER ROCK CREEK, T33)、そしてスバルでいえばフォレスター・ウィルダネス (Subaru New Forester Wilderness)といったオフローダーが競合になりそうです。

この新しい派生モデルにより、アウトランダーファミリーを拡大し、アメリカにおける三菱の存在感を高めることになります。

単なる「なんちゃってオフロードカー」ではない模様

これは、2020年代後半まで「毎年少なくとも1つの新モデルまたは改良モデルを投入」することを約束しており、より広範なMomentum 2030戦略の一環となっています。

なお、三菱はまだ明確な内外装画像は公開していないものの、ニュースリリースによると、「単なる外観上の変更以上」のものが示唆されているそうで、おそらくは「より大胆な外観、より分厚いバンパー、スキッドプレート、最低地上高の向上により、岩や轍の乗り心地向上を実現するサスペンションチューン」などが期待されています。

メーターやディスプレイオーディオに関しては、既に日本でも販売されているビッグマイナーチェンジ版同様に、12.3インチのデュアルモニターが期待され、更に快適性を向上させるシートベンチレーションの追加装備にも期待がかかります。

パワートレインは既に日刊工業新聞でも報道済

アメリカ市場向けアウトランダーは、前輪駆動[2WD]モデルが標準ですが(日本向けは四輪駆動[AWD]のみ)、三菱によると、新型ではオプションのスーパー・オール・ホイール・コントロール(S-AWC)全輪駆動ハードウェアを「次のレベル」に引き上げるため、標準のAWDと再調整されたソフトウェアにより、より荒れた道にも対応できるようになるとのこと。

またパワートレインに関しては、現時点で三菱の公式ニュースリリースでは掲載されていないものの、2025年7月17日に日刊自動車新聞・電子版の報道より、2026年モデルのアウトランダーに関しては、「2025年10月12月にアメリカとカナダで発売する」と発表しており、更に従来のガソリンモデルをマイルドハイブリッド(MHV)に切り替えることも報道済み。

具体的には、排気量1.5L 直列4気筒ターボエンジン+マイルドハイブリッドを組合せ、従来の排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジンよりも加速性能を高めつつ、外観は従来モデルを引き継ぐとのこと。

そして、2026年モデルの新型アウトランダーのプラグインハイブリッド(PHEV)モデルは、2026年1月~3月に発売する予定だそうで、モーターでの走行可能距離を延長し、詳細情報と価格は2025年後半に発表するそうです。

なお、ラギッドなアウトランダーは、三菱が今年初めにすでに発表した新しいピュアEVモデル(日産の新型リーフのOEMモデル)と共に登場し、2026年夏に発売される予定です。

2ページ目:日産の新型リーフ (ZE2)をベースにしたOEMモデルは、単なるエンブレム変更に留まる?