トヨタ新型ランドクルーザーFJに「コンパクトじゃない」「内装が安っぽい」「電パがない」と厳しい指摘多数。それが「ランクル末っ子」としての賢明な判断である理由とは?
良くも悪くも新型ランクルFJは、発表直後から大きく注目されている
2025年10月21日に発表され、日本では2026年央頃に発売予定となっている、トヨタ新型ランドクルーザーFJ (Toyota New Land Crusier FJ)。
前回のブログでは、本モデルの気になるポイントをいくつかチェックしていきました。
今回は、SNSやYouTubeにて指摘されているポイントをいくつかまとめていきたいと思います。
ランドクルーザーの末っ子として、装備内容や価格帯、そして立ち位置などを考えると「そりゃ妥当だよね」と思う部分はあるものの、「ランクル=高額車=装備が充実」という認識を持っていらっしゃる方も多いのかもしれません。
末っ子ランクルなのに、決してコンパクトではない

まず、今回のランドクルーザーFJ発表と共に話題となったのがサイズ感。
これは当ブログでもご紹介した通り、サイズ感としてはDセグメントSUVの次期RAV4やハリアーに相当し、更には本モデルのベースとなるタイ生産のハイラックスチャンプ・スーパーショートホイールベース (New Hilux Champ SSWB)がベースとなっています。
一時期ランクルFJは、別名「ランクルミニ」と言われていましたが、SNSやYouTubeでは「どう考えてもミニじゃない!スズキ・ジムニーノマドぐらいを期待していたのに!」といった声もチラホラ。

トヨタは、本モデルに対して「コンパクトなランクル」とは謳っておらず、あくまでもランドクルーザー250で原点回帰したからこそ見えた、「もっと多くのお客様にランクルを楽しんでいただきたい」という思いから、人々の生活を支える「信頼性・耐久性・悪路走破性」に、自分らしく楽しむ自由「Freedom&Joy」という新たな価値を提供して発表しています。
その新たな価値のなかに、新規顧客獲得や、コアなファンだけでなく幅広い層を獲得するための狙いとして、「ランクルシリーズの中でも末っ子としてのコンパクトさ」を売りにしているのだと思いますが、だからといって世間が考えるコンパクトとは、また違った解釈だと思いますし、更なるコンパクトなオフロード&クロカンモデルを必要するのであれば「スズキ・ジムニーノマドを検討した方が良い」と割り切っているのかもしれませんね。
内装がチープ(安っぽい)

続いて、こちらも話題となっているのが「内装がチープ(安っぽい)」ということ。
基本的には「チープ」という単語が目立っていた印象で、具体的にどの辺りがチープなのか?までは指摘は見当たらなかったものの、おそらくは「全てブラックにまとめられている」「ハードプラスチックが多い」ということから、チープに見えるという印象なのかもしれません。
しかしながら、ランクルシリーズはオフロードという特異な環境にて活用することを想定して作っているために、最も基本であり、最も重要とされるのは走破性や足回りとなるため、内装の質感を求めるのは二の次。

そう考えると、ランクル250の上位グレードやランクル300は、走破性の中にラグジュアリー感を加味した、ランクルシリーズの中でも更に特殊なモデルになるため、今回発表されたランドクルーザーFJとは、また違った方向性になると思うんですね。
購入しやすい価格帯に抑えて来るのであれば、ランクルFJの内装をチープにするのは妥当な判断

もちろん、ランクルシリーズの末っ子であり、現在のランクルで最も安価なランクル70の480万円よりも安価にすることで、多くの層が購入を検討できる金額を目指しているでしょうから、仮にランクルFJの車両本体価格が350万円~400万円ほどで販売されると考えたら、これだけの内装に抑えてくるのは当然。
何気にこのモデルには、運転席のみ電動パワーシートが備わっていて、フロントシートヒーターやステアリングヒーター、7インチ+LCDのハイブリッドメーター、リアデフロック機能といった充実した機能が備わっていますから、あとはランクルというキャラクターを考えると、決してチープではないというか…妥当な内容だと思うんですね。
しかしながら、昨今の新型車の充実した装備内容を知っているユーザーが多いこと、そしてYouTuberによる厳しい指摘から学ぶユーザーも増えていることから、「価格帯が高騰することを考えずに」車に対すして厳しく評価されているのも事実。
今回のランクルFJも批判的な意見もある一方、それだけ注目されることは間違いないでしょうね。

