【燃費ヤバいな…】ホンダ新型プレリュード (BF1)で判明した『見た目と中身のギャップ』!約370km走行で平均燃費「27.3km/L」はプリウス/フィット並み
新型プレリュードは、見た目と中身のギャップを楽しむデートカーとして十分魅力的
2025年9月末に私に納車されて1か月以上が経過した、ホンダ新型プレリュード (Honda New Prelude, BF1)。
本モデルの走行距離も1,600kmを突破し、ちょっとした中距離移動に限定せず、様々なシーンで活用しています。
令和のデートカーとして、約25年ぶりに復活したプレリュードですが、個人的な評価として、この車は「時代の変化に合わせつつ、見た目と中身のギャップを楽しむデートカー」だと思っていて、特に燃費性能においては、見た目からは想像もつかないほどに”エコ”なんですよね。
実際に、直近3日で約370km走らせての平均燃費がどれぐらいなのかチェックしていきましょう。
約370km走らせての区間平均燃費は「27km/L」以上

こちらが今回、直近3日で約370kmほど走らせての区間平均燃費。
上の画像は、Honda Total Careアプリになるマイカーログより抽出した燃費記録になりますが、本当に2ドアクーペの燃費なの?と疑いたくなるほどに低燃費。
[赤枠区間➀]…オール下道
走行距離:16.8km
走行時間:30分
平均燃費:23.8km/L
ガソリン消費量:0.7L[赤枠区間②]…オール下道
走行距離:32.3km
走行時間:36分
平均燃費:24.3km/L
ガソリン消費量:1.3L[赤枠区間③]…下道5割、一部無料高速区間(下りメイン)5割
走行距離:104.1km
走行時間:124分
平均燃費:29.9km/L
ガソリン消費量:3.5L[赤枠区間④]…オール下道
走行距離:17.5km
走行時間:41分
平均燃費:27.4km/L
ガソリン消費量:0.6L[赤枠区間平均]
走行距離:170.7km
走行時間:231分
平均燃費:28.0km/L
ガソリン消費量:6.1L
[黄色枠区間➀]…オール下道(上りメイン)
走行距離:34.5km
走行時間:48分
平均燃費:21.4km/L
ガソリン消費量:1.6L[黄色枠区間②]…オール下道(下りメイン)
走行距離:34.5km
走行時間:43分
平均燃費:28.5km/L
ガソリン消費量:1.2L[黄色枠区間平均]
走行距離:69km
走行時間:91分
平均燃費:24.6km/L
ガソリン消費量:2.8L
[緑色枠区間➀]…オール下道
走行距離:5.4km
走行時間:18分
平均燃費:17.7km/L
ガソリン消費量:0.3L[緑色枠区間②]…オール下道
走行距離:24.8km
走行時間:46分
平均燃費:27.3km/L
ガソリン消費量:0.9L[緑色枠区間③]…下道3割、無料高速区間7割(上りメイン)
走行距離:58.3km
走行時間:91分
平均燃費:26.1km/L
ガソリン消費量:2.2L[緑色枠区間④]…オール下道
走行距離:8.6km
走行時間:16分
平均燃費:35.0km/L
ガソリン消費量:0.2L[緑色枠区間⑤]…下道2割、無料高速区間8割(下りメイン)
走行距離:34.7km
走行時間:49分
平均燃費:30.7km/L
ガソリン消費量:1.1L[緑色枠区間平均]
走行距離:131.8km
走行時間:220分
平均燃費:28.0km/L
ガソリン消費量:4.7L
[全区間平均]
走行距離:371.5km
走行時間:542分
平均燃費:27.3km/L
ガソリン消費量:13.6L
以上の通りとなります。
赤枠は約170km走らせての区間平均燃費で「28.0km」、黄色枠は約69km走らせての区間平均燃費で「24.6km/L」、そして緑枠が約130km走らせての区間平均燃費で「28.0km/L」となっています。
これらの区間平均燃費を全てまとめると、約370km走らせての区間平均燃費が「27.3km/L」で、ガソリン消費量は僅か「13.6L」。
ニッチな市場向けで、これだけ上質で特異な見た目でありながら約618万円の価格に抑えたのはお見事

つまり、燃料タンク容量40Lに対して35%も消費していない計算になるわけですが、このスポーティな見た目でホンダ・フィット e:HEVやトヨタ・プリウス/アクアに近い燃費を叩き出すのは反則(このまま燃費を維持して距離を伸ばせば、無給油1,000km走行は余裕)。
この見た目と中身のギャップこそが、プレリュードが令和のデートカーと呼ばれる所以で、それに加えて乗り心地もコンフォートで快適ですから、「そりゃこれだけのポテンシャルの高さと、バランスの高さを持っていたら約618万円もするよね」と納得するレベル。

世間では、プレリュードの車両本体価格が「高い」と批判されていますが、元々数の出にくいニッチな市場を対象とした2ドアクーペで、開発コストを回収することも考えてこの価格帯で設定してきたのは素晴らしく、仮にこのクラスのモデルがメルセデスベンツやアウディ、BMWといった輸入車から登場するとしたら「700万円や800万円では収まらない」レベルだと考えられます。