【燃費ヤバいな…】ホンダ新型プレリュード (BF1)で判明した『見た目と中身のギャップ』!約370km走行で平均燃費「27.3km/L」はプリウス/フィット並み
(続き)ホンダ新型プレリュードで度々批判されているポイントと、実際に所有するオーナーが感じる不満ポイントは?
引き続き、ホンダ新型プレリュード (BF1)に関するインプレッションに加え、YouTubeやSNSなどで批判されるポイント、実際に所有するオーナーだからこそ感じる不満ポイントを見ていきましょう。
ぶっちゃけ電動パワーシートは無くても良い、だけどシートベンチレーションはあると助かる

ちなみに、度々SNSやYouTubeなどで批判される「新型プレリュードに電動パワーシートの設定が無いのは酷い」といったコメントですが、後席のエマージェンシーシートにちょっとした荷物を載せたリ、シートポジションを調整したりする際には、電動の前後スライド機能でチマチマ調整するよりも、手動で調整した方がスピーディ且つスムーズ。
今のところ、電動パワーシートが備わっていないことによる不満は全くないものの、どちらかというと「体と運転席とのフィット感・密着感が強い」ため、その分夏場は蒸れる可能性が高いことから、シートベンチレーションは設定しても良かったのでは?と思うところ。

もしかすると、今後プレリュードが一部改良やマイナーチェンジ相当の改良を行う場合、シートベンチレーションを設定してくる可能性も高そうですが、更なる商品満足度を高めるという意味では、多少金額が上がろうともシートベンチレーションは「無いより有った方が良い」と感じるかもしれません。
プレリュードは、雨の日でもポテンシャルの高さを発揮

そして、プレリュードのもう一つの注目ポイントが、雨の日のブレーキング。
今回の直近3日の中距離移動は、どれも雨の日の走行だったわけですが、雨の日だとタイヤの転がり抵抗が変化して燃費が悪化したり、ブレーキングが不安定といった懸念点もあったのですが、燃費は怖ろしく優秀で、加えてブレーキングも安定的。
といっても、雨の日でも減速セレクター(パドルシフト)を活用することで、回生ブレーキを強めて減速しているので、ほとんどフットブレーキを活用していなかったわけです。
回生ブレーキによる減速は、ちょっとしたフットブレーキに比べてノーズダイブもほとんどなく、それでいて体にかかるGも少な目なのに減速力は強めという不思議。
この点はフットブレーキでは真似できないトリッキーなシステムだと思うのですが、減速セレクターで回生力を強めていくときの減速力は、日産e-POWERのe-Pedal Stepとはまた違った印象で、特に減速し始め(初動)は緩やかなんですよね。

e-Pedal Stepの場合だと、アクセルを少し離したときの初動の回生力が強い(ステップアップする)印象ですが、プレリュードの減速セレクターによる回生力は弱めからスタートし、徐々に回生力を高めていくような滑らかさ。
そのため、雨の日であってもブレーキフィールに違和感があったり、晴れの日のドライな路面との違いがあまり感じられないのもユニークなところ。
もちろん、このフィーリングは低速域から中速域で走らせているときの話であり、100km/hを超えるような高速域のインプレッションではないことに注意してください。
あくまでも街中やマイナーロード・郊外などで活用した場合の話なので、これがまた速度域が上がったときのフィーリングは変わって来る可能性もあるので、またタイミングを見てインプレッションしてみたいところです。
1ページ目:新型プレリュードの燃費はやっぱりオカシイ…約370km走らせての燃費は27km/L以上




