【大炎上】奇瑞汽車(Chery)の高性能SUV・風雲X3Lが「中国999段の階段」で大失敗!天門山の天梯を走行中に落下・破損し「遺産を破壊するな」と批判殺到

(続き)天門山でのドラゴンチャレンジを試みるも、大失敗に終わり批判殺到の奇瑞汽車

引き続き、天門山の天梯(てんてい)にて、奇瑞汽車(Cherry)・風雲X3Lにてドラゴンチャレンジするも大失敗に終わり、その後の同社の対応を見ていきましょう。

奇瑞汽車がSNSを通して、すぐに原因調査並びに謝罪

このあまりにも情けない結果に、奇瑞汽車は公式SNSを通して、以下のように回答しています。

天門山チャレンジテスト中の予期せぬアクシデントに関するお詫びの声明

報道・関係者の皆様、ユーザーの皆様、そしてこのアクシデントに続く友人の皆様へ:

2025年11月12日午後12時、湖南省張家界市天門山風景名勝区で行われた風雲X3Lのエクストリームチャレンジテストは、予期せぬアクシデントにより中断され、多くの注目を集めています。

天門山風景名勝区、観光客、パートナー、そしてこの件に関係するすべての友人に心からお詫び申し上げます。

予備調査の結果、事故の直接的な原因は、テスト装置の安全ロープアンカーポイントが誤って外れたことであることが確認されました。

これにより、安全ロープが右側の車輪に絡まり、出力を妨げ、車両が滑り落ちてガードレールに衝突し、ガードレールの一部が破損しました。

幸いなことに、この事故による負傷や自然環境への被害はありませんでした。

この結果は、本試験の計画と実施における潜在的なリスクの評価と細部の管理における監督が不十分であったことを明らかにするものです。

公共の景勝地で試験を実施することを選択したことで、皆様にご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

本試験によって天門山の敷地に生じた損害について心からお詫び申し上げます。

損失の修復と補償、そしてすべての事後処理に全力を尽くすことをお約束いたします。

この事件は、インターネット上で広範な議論を引き起こし、貴重な公共資源を浪費しました。

私たちは深く心を痛め、深くお詫び申し上げます。

改めて皆様のご指導とご批判に感謝申し上げます。

私たちはこの経験から学び、より堅実かつ着実に前進してまいります。

重ねてお詫び申し上げます。

安徽奇瑞汽車販売有限公司
2025年11月13日

原因は「試験装置の安全ロープのアンカーポイントが誤って外れたこと」

上記にもある通り、予備調査の結果、事故の直接的な原因は、「試験装置の安全ロープのアンカーポイントが誤って外れたこと」であることが確認されています。

これにより、安全ロープが右側の車輪に絡まり、出力が阻害されたため、車両は滑り落ちてガードレールに衝突し、ガードレールの一部が破損。

幸いにも、この事故による負傷者や自然環境への被害はありませんでしたが、SNSでは「奇瑞の対応が素早かったことは評価できる」「夜通し状況を紹介し、進んで責任を負ったことは大いに称賛できる」といったコメントがある一方…

「できないことをやろうとするな」「悪目立ちして自社をPRすることほどカッコ悪いものはない」「そもそも階段を車で上る意味があるのか?そんな無駄なパフォーマンスで中国の遺産を破壊するな」「そもそもアンカーロープが無いとできないのでは話にならない。レンジローバースポーツはアンカーロープを使っていたのか?」などの批判の声も殺到。

この結果は、試験計画と実施における奇瑞汽車の欠陥、すなわち潜在的なリスクの予測不足と、細部の管理における見落としを露呈。

これに特に奇瑞汽車は「景勝地の公共エリアで試験を実施することを選択したことで、生じた一般の方々の懸念を深く憂慮しており、深く反省しております」とコメントしていますが、この批判はしばらく続くことになりそうです。


ところで、今回話題となっている風雲X3Lってどんな車なの?

ちなみにこちらが、今回大きな話題となった奇瑞汽車(Chery)の風雲X3L。

同社が展開する新エネルギーブランド「風雲(Fulwin)」シリーズのコンパクトなプラグインハイブリッド(PHEV)SUVで、まるでランドクルーザーなどを彷彿とさせるようなボックス型が印象的。

奇瑞汽車曰く、このモデルは都市部での走行と、軽度なオフロード走行の両方に対応するように設計しているそうで、今回のような階段上りチャレンジにも適した足回りを提供していたそうですが、残念ながらそのアピールに繋がらず。

気になるパワートレインは、排気量1.5L 直列4気筒ターボエンジン+プラグインハイブリッド(PHEV)を採用することで、デュアルモーター式の四輪駆動システムだとシステム総出力422hpを発揮。

0-100km/hの加速時間は4.7秒と非常に速く、バッテリーのみでの航続可能距離は、34kWhのバッテリーパックを搭載することで150kmまで走ることが可能。

ガソリン込みだと、無給油で1,000km以上走行可能とのことです。

ちなみにこのモデル、オフロード性能及びアピールポイントとして、最低地上高は225mmと非常に高く、アプローチアングルは22度、デパーチャーアングル30度など、オフロード走行を意識した設計に。

また四輪駆動モデルには、方向転換を容易にする「カニ歩き(タンクターン)」や「低速走行」など、複数の運転モードが搭載されているのもポイントですが、これら含むオフロード性能も、今回の報道により「本当にそんな技術があるのか?」と疑問に思われる方も多いのではないかと思います。

1ページ目:天門山での階段上りチャレンジに挑んだ風雲X3Lが、何とも情けない結果に

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