日産の新型エクストレイル e-POWER ロッククリーク (T33)の実車を見て来た!商品力は高めなのに、実車を見たお客さんからは「金額が高い」として見送り多数?
シビアな値上げを除けば、エクストレイル (T33)は魅力的な車であることは間違いない
2025年8月に発表、同年9月に発売されたビッグマイナーチェンジ版・日産の新型エクストレイル (Nissan New X-Trail e-POWER, T33)。
今回のビッグマイナーチェンジでは、スタンダードグレードやAUTECHに加えて、アウトドア&オフロード志向の新グレードとなるロッククリーク (ROCK CREEK)と、ハイパフォーマンスグレードNISMOが追加されました。
過去のブログでは、NISMOの実車内外装インプレッション記事を公開しましたが、今回はロッククリークの内外装インプレッション記事を公開していきたいと思います。
かなり注目度の高かったエクストレイル e-POWER ロッククリーク

こちらが今回展示されていた、新グレードとして追加されたアウトドア志向モデルのロッククリーク。
ボディカラーは、モノトーンタイプとなるプリズムホワイトで、シートレイアウトは2列5人乗り、そしてメーカーオプションとしては、以下のセットオプションのみ。
■インテリジェント・アラウンドビューモニター(移動物 検知、3Dビュー機能付)
■NissanConnectインフォテインメントシステム
■車載通信ユニット((TCU[Telematics Control Unit])
■ETC2.0ユニット(ビルトインタイプ)
■USB電源ポート TYPE-C<フロント2個、リヤ2個>
■プロパイロット緊急停止支援システム(SOSコール機能付)
■SOSコール
かなりシンプルな構成ではあるものの、パッケージングされたタフギアモデルということもあり、特にメーカーオプションで悩むことのないスッキリしたモデルでもあります。
ラバレッドのアクセントと、旧世代テラノを彷彿とさせるスリースロット

ロッククリークに関しては、エクステリアにおいてブラックを基調とし、溶岩をイメージした「ラバレッド」のアクセントを配した専用のフロントグリルやフロントバンパー、アルミホイールなどを採用し、SUVとしての存在感や力強さをより高めたスタイル。
画像でもおわかりの通り、フロントエンブレムやフロントロアバンパー部分にラバレッドのアクセントが加味され、一目でロッククリークと分かる見た目なのはもちろんのこと、フロントアッパー部分に設けられた3つのホワイトスロットが、旧世代テラノを彷彿とさせるような懐かしみがあるのもユニーク。
一番のネックは「価格の高さ」

ちなみにこの日は、ビッグマイチェン後のスタンダードなエクストレイルだけでなく、ハイパフォーマンスグレードのNISMO、カスタムグレードのAUTECHも出展されていましたが、その中でも最も注目度が高かったのがロッククリーク。
おそらくほとんどのディーラーでは展示されていない希少なグレードになるため、本モデルを検討していた方々が注目していたのだと思われますが、その一方で多くのお客さんから聞こえて来たのが「金額が高い」という声。
今回展示されていたのは、2列5人乗りタイプのロッククリークでしたが、メーカーオプションやディーラーオプション含めての総支払額が約550万円。
商品力としてはとても高く、それでいて見た目のインパクトもある魅力的な一台なのですが、掲載されている総額を見た多くの方が「高いな…」「商談しようと思ったけど、今回は見送ろう」といった声もあり、やはり価格がネックとなっているようです。
タイヤも色んな意味で注目の対象に

あと、本モデルを見に来られた方々の多くが気にしていたのが、足もとのタイヤ。
ホイール意匠に関しては、ロッククリーク専用意匠となる「マットブラック&ラバレッドアクセント付き」の19インチタイヤホイールなのですが、タイヤは「オールシーズンタイヤでも、オールテレインタイヤ」でもなく、シンプルなサマータイヤを装着。

実車を見に来られた方々の多くが「オールシーズンタイヤじゃないの?」「オールテレインじゃないの?」と反応している方もいらっしゃれば、「何でブリヂストンとかミシュランじゃなく、ハンコックなの?」と疑問に思われている方も多め。
ハンコック製タイヤについては、私が以前所有していたエクストレイル e-POWER Gグレード (T33)[2WD]でも標準装備されていたため、確かに最初は「アジアンタイヤって大丈夫なのだろうか?」といった不安はあったものの、いざ走らせてみるとタイヤの張り付きやグリップ力は申し分なく、特に不満に感じることも無かったのが正直な感想です(良くも悪くも普通のタイヤ)。

ところどころで見られる「ROCK CREEK」のレタリングロゴとバッジも、他のグレードには無いアクセントですし、溶岩をイメージしたラバレッドアクセントのバッジも特別感がありますね。
リアデザインは、専用バッジ以外の特別な違いはほとんど無し

こちらはリアクォータービュー。
見る角度によっては、スタンダードなプリズムホワイトのエクストレイルと大きな違いが無く、あまり特別感が感じられないのは少々気になる所。
そういった意味では、スバルのウィルダネスブランドのように、もう少し大胆にリアロアバンパー全体を無塗装ブラックの樹脂にしても良かったのかもしれませんし、スキッドプレートを装着することでラギッド感を演出のも良きポイントかも。

真後ろから見るとこんな感じ。
テールゲートの左下部分には、サイド同様に”ROCK CREEK”のレタリングバッジ付き。

そしてリアエンドのエンブレムも、フロント同様にラバレッドアクセントで特別感を演出しています。

