【2,000万円上乗せ転売の衝撃】ホンダ正規ディーラーが新型プレリュードで犯した「入力ミス」の代償。COTY 2位の高評価は「復活させた心意気」の表面的な点数なのか?
アメリカで販売された新型プレリュードが、ホンダ正規ディーラーにて「NSX並みに高額値」で転売されていた
ホンダの2ドアスポーツクーペモデルとなる新型プレリュード (Honda New Plurede, BF1)。
日本では2025年9月に発表・発売され、その2か月後にはアメリカでも発表・発売されました。
日本国内では6,179,800円(税込み)にて販売され、アメリカでは42,000ドル(日本円に換算して約650万円)での販売となるわけですが、早速アメリカでは、ホンダ正規ディーラーが「とんでもない金額」にて転売していることが明らかとなりました。
ホンダ正規ディーラーが、新車価格に対して2,000万円以上上乗せして転売

こちらが、アメリカのホンダ・アキュラ正規ディーラー・デルレイにて販売されている新型プレリュード。
上の画像でも確認できる通り、メーカー希望小売価格43,650ドル (日本円に換算して約675万円)に対して、何とディーラーでの販売価格は驚愕の174,600ドル。
これを日本円にて換算すると約2,700万円になるわけですが(2,000万円以上の上乗せ)、この金額であればNSXが購入できてしまうほど。
どうやらホンダディーラーが「15,000ドルアップ」のところ「150,000ドルアップ」と入力ミスしたようだが

この法外ともいえる価格設定は、アメリカの大手掲示板サイトRedditにて掲載されたもので、ユーザーから買い取った車両ではなく、どうやらディーラーでの見込み発注分の車両とのこと。
ボディカラーは、日本では販売されていないレーシングブルーパールで、シビックタイプR (New Civic Type R, FL5)にも採用されているスポーティなライトブルー。
なおこの法外な価格設定について、海外カーメディアCARSCOOPSが実際にホンダ正規ディーラーに問合せしたところ、どうやら「希望小売価格+15,000ドル」で入力しようとしたところ、誤って「希望小売価格+150,000ドル」にしてしまったそうですが、それでも計算が合わないのが気になる所。

仮に15,000ドルのマークアップ価格(市場調整という名のプレ値)を加味したとしても、「43,650ドル+15,000ドル=58,650ドル」ですから、日本円に換算すると約908万円とぶっ飛んだ転売価格。
新車販売価格に対して30%以上のプレ値が付いていることになりますが、果たしてこの金額で購入するユーザーが現れるのかは疑問。
そもそも15,000ドルの上乗せ分は?

それでは、なぜこれだけの金額にて販売することになったのか?ですが、正規ホンダディーラー曰く「アクセサリー類や諸費用」が絡んでいるとのこと。
その内訳を見ていくと…
■ドアエッジガード
■窒素タイヤキット
■ホイールロック
■カスタムピンストライプ
■トランクトレイ
■ホイールロック
■ホイールウェルモールディング
■全天候型フロアマット
■ディーラー手数料(999ドル)
■電子タイトル手数料(399ドル)
が含まれているそうです。

なおCARSCOOPSは、ホンダ正規ディーラーに対して「これらのアクセサリーを取り外した状態でも購入できるか」を尋ねたところ、どうやら「ホイールロック」「トランクトレイ」「全天候型フロアマット」「ドアエッジガード」といったアクセサリーについては、デルレイ・ホンダは取り外しても構わないと回答したとのこと。
ただ、値引きは500ドル(日本円に換算すると約7.7万円)にとどまるとのことですが、そうなると15,000ドルもの市場調整のウェイトがどこに大きくのしかかっているのかが気になるところですね。
SNSの異常な拡散力は、訂正した内容であっても一次情報で上書きされてしまう

ちなみに、過去数年間にわたる複数の業界調査や消費者調査で、「過剰な値上げ」はディーラーの信用だけでなく 、ブランドの信頼も損なうことが明らか。
こうした問題は、時間が経つにつれて「リピート購入意欲やブランドへの忠誠心、そして友人や家族への推奨」にまで影響を及ぼすとのことで、先ほどの高額値での転売は、仮にディーラー側のタイプミスだったとしても、メーカーや他の販売店にも大きく影響する問題となっています。
実際のところ、今回のタイプミスによって引き起こされた高額値での転売は、(既にディーラーが訂正していても)想像以上の早さでSNSにて拡散され、「デルレイホンダは、金の欲にまみれた亡者」と揶揄されるほどネガティブイメージが加速しているようです。
