【2,000万円上乗せ転売の衝撃】ホンダ正規ディーラーが新型プレリュードで犯した「入力ミス」の代償。COTY 2位の高評価は「復活させた心意気」の表面的な点数なのか?

(続き)日本カー・オブ・ザ・イヤー賞 2025-2026で2位に輝いたホンダ新型プレリュードについて

続いて、日本カー・オブ・ザ・イヤー賞 2025-2026にて、2位に輝いたホンダ新型プレリュードの総評について見ていきたいと思います。

2025-2026の日本カー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞したモデルは、スバル新型フォレスターとなりましたが、これに続き僅か73点差で2位となったのがプレリュードでした。

ちなみに、1~10位までのランキングは以下の通り。

【2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤー賞受賞一覧】

1位:スバル・フォレスター・・・1,149点
2位:ホンダ・プレリュード・・・1,076点
3位:トヨタ・クラウンエステート・・・654点
4位:日産リーフ・・・622点
5位:フォルクスワーゲンID.Buzz・・・578点
6位:ヒョンデ・インスター・・・477点
7位:BMW 2シリーズ・グランクーペ・・・416点
8位:プジョー3008・・・393点
9位:スズキ eビターラ・・・357点
10位:ダイハツ・ムーヴ・・・338点

via:Coty

以上の通りとなりますが、こうした受賞一覧を見て常々思うが、一体どのような理由で高評価を付けているのか?ということ。

特に新型プレリュードは、私も所有している愛車でもあるので、日本カー・オブ・ザ・イヤー賞で満点評価(25点/25点満点)をつけたコメントを見ていきましょう。


新型プレリュードに満点評価を付けたジャーナリストと評価内容をチェック

それでは早速、新型プレリュードに対して満点評価25点をつけたモータージャーナリストと、その評価内容をまとめてみていきましょう。

ちなみに、満点評価をつけたのは、全60名中17名となります。

石井 昌道

e:HEVの特性を活かしつつ、これまでの知見の積み重ねによって登場したS+シフトは、ハイブリッドカーに操る喜びをもたらした。

サウンドやリニア感のあるトルク変動は、単なるギミックではなく、ドライビングにおけるインフォメーションとして有効で、一体感を高める効果がある。

これからしばらくは主流のパワートレーンに楽しさが付加されたことを大いに歓迎したい。

大谷 達也

近年、ホンダが取り組んできた動的質感の改善が見事に結実した1台。

圧倒的な快適性とスポーティなハンドリングを両立させたシャシー、効率と官能性の両方を追求したパワートレインの双方を、オトナのクーペとしてまとめ上げたセンスと独創性に拍手を贈りたい。

岡崎 五朗

2ドアクーペはいまや絶滅危惧種。

世界中の自動車メーカーが次々にラインナップから外すなか、あえてプレリュードを復活させたホンダの心意気が嬉しい。

それは、単一車種毎の収益にこだわるあまりNS-XやS2000、S660などを廃止してきたホンダの顧客に対する反省の表れであり、ラブコールでもある。

ハードウェアについては総評やテクノロジー賞の項目を参照いただくとして、今回こそ簡単にやめないことを強く望みたい。

桂 伸一

ホンダのリアルスポーツはタイプRがある一方、プレリュードのスポーツ性はあくまでも新感覚。

モーター主体のe:HEVながら、ホンダはエンジン屋だ、と言わんばかりのエンジン回転上昇とミッションの変速を走行に同調させたS+シフトにホンダらしい拘りを感じる。

コーナーでステアリングを切った方向に引き込まれるように曲がり、安定するハンドリング。流麗なクーペスタイルもデザインの新たな流れで、記憶に残る。

こもだ きよし

ゼロヨンが何秒、最高速は何キロ、サーキットのラップタイムは・・・というパフォーマンスではなく、元祖スペシャルティカーはグライダーのように風に乗って綺麗にコーナリングする。

コーナー出口でアクセルを踏み込んでいっても内側タイヤに軽くブレーキを使ってアンダーステアを出ないようにしている。

スピードスケートではなく、フィギアスケートが得意なクルマだ。

佐藤 久実

スペシャリティクーペというカテゴリー車の登場を評したい。

もっとも高く評価したのは、車の本質である走りのクオリティの高さ。

2モーターハイブリッド「SPORTS e:HEV」と「Honda S+Shift」による滑らかな動力性能、シビックタイプR譲りのしなやかなサスペンションにより、スポーティかつ、洗練されたグランドツーリングらしいドライバビリティも兼ね備え、イヤーカーに相応しいと思いました。

島崎 七生人

試乗後“いつまでもずっと乗っていたいクルマ”と感想を伝えると「最高の褒め言葉です」(山上LPL)、「困ります、週明け月曜には予定どおり返してください」(広報・Mさん)と。

“自分たちでも乗りたいクルマ”が企画実現の突破口だったという。

結果、プレリュードの名のもと、速さより気持ちよさが存分に味わえる大人のスポーツクーペに仕上げられた。

ベテランユーザーのための両席パワーシートが備われば申し分ない。

世良 耕太

スタイリッシュな2ドアのスポーツクーペを復活させてくれたことに拍手を送りたい。

サーキットを攻めるだけが走りの醍醐味ではないことを、このクルマは教えてくれる(もちろんサーキットを攻めても楽しい)。

気分の高揚にひと役買っているのが、有段ギヤのような変速感覚と、エンジン音にスピーカーからの調整音を付加するアクティブサウンドコントロール。

ドライブモードSPORT選択時かつS+Shift選択時の演出は圧巻。

谷口 信輝

この車は、乗り味・乗り心地・利便性のバランスが非常に良く、街中を走るだけで気持ちよさと楽しさを感じられる。

内燃機関とモーター双方の長所が生かされており、張りのある前向きな運転ができるため、気分も運気も上向く。

乗っているだけで活力が湧き、若返ったような感覚さえ得られる。

テリー 伊藤

近年少なくなってきたスペシャルティクーペのカテゴリーに再挑戦してくれたことを高く評価。

また、単なるノスタルジーでなく、最新のハイブリッド技術を投入し、環境性能と走りの楽しさを両立しているのも素晴らしい。

橋本 洋平

Honda S+Shiftによりハイブリッドのe:HEVでモーター駆動ながらも、有段ギアのように走れるところが革新的。

回生量をゼロにすることでコースティングさせられるところも面白い。

一体どう走れば効率的なのか否か。

それを探ることが新たなるスポーツドライビングとなりそうな気さえしてくる。

一方でシビック・タイプRをベースとしたシャシーやアジャイルハンドリングシステムの強化で爽快な走りも良かった。

ピストン 西沢

抵抗感がなく、スーッと走るコースティングモードが気に入っている。

そもそもクラシックカーで運転を覚えた自分は普段からエンブレを使わない。

クラシックカーはプラグが被るからだwwその他強靭なボディ、S+シフトも含めバラエティ豊かな走行モード、シビックTYPE-R譲りの走りなど、運転手から見た魅力が満載である。どこまでも走りたくなるクルマに久々に出会った。

藤島 知子

本格的な電動化時代に相応しいスポーツ性を絶滅危惧種のスポーツクーペで復活させた『プレリュード』。

シビック タイプRのシャシーをベースに e:HEVに搭載された燃焼効率に優れた2Lエンジン、各走行モード×S+SHIFTがもたらすドライブフィールは同乗者と快適な旅を楽しむだけでなく、ドライバーを走りに没頭させる凄さを感じた。

松任谷 正隆

クルマの変革期の中にあって、パッケージといい、動力源といい、特に新しいという訳ではないけれど、まさに今を感じさせるクルマということで1位に選びました。

過去と未来のちょうど真ん中にいる感じでしょうか。

個人的にはホンダらしいクルマが久々に出てきたな、という感じです。

松本 英雄

新しい感覚のFFスポーツカーツーリズモを作ったホンダのエンジニアは素晴らしい。

シビックタイプRのシャシーを使って他のメーカーではないサスペンションセッティングは長年FFのスポーツモデルを作っているノウハウは計り知れないと感じます。

またエンジンとミッションのマリアージュによるATにおけるMTのような自己実現は楽しさを倍増してくれることは間違いない。

まるも 亜希子

どんな速度でも、どこを走っていても、音や乗り心地までこんなに気持ちのいいクルマはいつ以来でしょうか。

プレリュードという名前よりも、2010年にHondaが発売した世界初の量産ハイブリッドスポーツカー、CR-Zの生まれ変わりと言われた方がピンとくる、Hondaにしかつくれない新感覚の走りに感動しました。

乗り降りへの配慮や広いラゲッジルームで、シングルやカップルで使うなら実用性も高いと思います。

以上の通りとなります。

上記の内容を見て思うのは、この評価内容が「5年後」「10年後」でも同じ評価なのか?ということ。

そもそも高評価を付けたモータージャーナリストで、新型プレリュードを購入したのはどれぐらいなのか?

特に「電動パワーシートを採用するともっと良かった」とコメントしているジャーナリストもいらっしゃいますが、本当に2+2シーターモデルに電動パワーシートは重要なのか?

後席の乗降りや荷物の出し入れ、使い勝手なども考慮した上での評価なのか?

そして、Honda S+ Shiftは、躍動感ある機能として5年後や10年後にも魅力ある機能といえるのか、こうした先を見据えた評価が一切なされていないのも気になる所。

基本的には、「この時代にプレリュードを発売したことに対する表面的な評価」が主で、実際のところ、日本カー・オブ・ザ・イヤー賞での評価基準も「コンセプト、デザイン、性能、品質、安全性、環境負荷、コストパフォーマンスなどを総合的に評価し、その年を代表する「最新技術の提案」「新しい生活様式への貢献」といった要素」を重視。

ここでいう性能や品質、安全性、コストパフォーマンスに関しては、人によって評価基準が全くバラバラなので、敢えて60名という異常な数での評価になっているのだと思いますが…

一方で60名全員がプレリュードに試乗し、1日や2日レベルではなく、1週間以上普段使いしてみた上での評価なのかも気になるところ。

あとは、モータージャーナリストと名乗る60名のうち、一体何名が「プレリュードを購入したのか」も気になるところですね。

1ページ目:たった「1ケタ」の入力ミスで新型プレリュードが高額転売

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