ホンダ新型CR-V e:HEV RSの実車内装レビュー!ドア90度開閉の神対応に感動するも、後席に潜む罠が…リクライニングを邪魔するトノカバーのポンコツ仕様

エクステリアに続き、今度後は新型CR-V e:HEV RSの内装を細かくインプレッション

2025年12月15日に先行受注受付けが開始され、2026年2月より発売されるホンダのフルモデルチェンジ版・新型CR-V e:HEV RS。

本モデルでは、e:HEV RS[2WD/4WD]とe:HEV RS BLACK EDITION[4WDのみ]の大きく2グレードのみが設定されており、充実した装備内容が必要であればe:HEV RS BLACK EDITION[4WD]の一択。

ちなみに今回は、全国を対象とした実車先行展示会向けの展示車(e:HEV RS 4WD)を特別に拝見させていただき、既にエクステリア篇の詳細インプレッション記事は公開済。

今回は、インテリアを中心としたインプレッション記事を紹介していきたいと思います。


新型CR-V e:HEV RS [4WD]の運転席周りをチェック

こちらが改めて、実車先行展示会向け用に展示された新型CR-V e:HEV RS [4WD]の運転席・内ドア周り。

ボディカラーはイメージカラーにもなっているスレートグレーパールで、インテリアカラーはブラックとなっています。

肘置きはソフトパッド系で柔らかく、ウィンドウレバーの先端にサテンメッキ加飾が施されているものの、基本的には樹脂パーツになるため、車両本体価格500万円超えの車としては少々チープ。

ただ、内ドアパネルに設けられたグロスブラックのオーナメントパネルや、ヘアライン加工されたようなシルバー加飾パネル、そしてブルーのアンビエントライトが何とも印象的。

そして運転席用のシートポジションメモリーも備わっているため、この点はZR-Vと共通。

運転席周りを見ていくと、ビニールで覆われている関係でステアリングのグリップ感などは確認できなかったものの、基本的にはZR-Vやプレリュードと大きく変わらない印象。

フロントドアは90度近くまで開き、乗降り性だけでなく荷物の出し入れも快適

引き目で運転席見るとこんな感じですが、CR-Vではフロントドアが90度近く開くのも魅力的。

スーパーやショッピングセンターの駐車場でフルオープンにする機会は少ないと思いますが、90度近くまでオープンすることで荷物の出し入れもし易くなるので、使い勝手という面でも高評価。

足もとのペダル類もアルミパネルが装着され、スポーティな見た目を演出。

ただ、アクセルペダルはオルガン式ではなく吊り下げ式なんですね。

あと運転席の電動パワーシートですが、前後スライド/上下昇降/前後リクライニング/ランバーサポート機能が備わっているため、ランバーサポートはZR-Vにも備わっていないので上手く差別化されています。

CR-V e:HEV RSのスタートアップアニメーションに注目!

そしてこちらはコックピット周り。

運転席に座り込んだときのシートホールド感は高めで、シート表皮の本革も適度にカタメ。

ただ、CR-Vに使用される本革シートは全てが本革ではなく、一部の着座面が本革となり、それ以外が合成皮革なので注意。

そしてこちらも注目なのがメーター部分。

メーターデザインは10.25インチの液晶+LCDタイプなのですが、運転席を開けて閉めたときのスタートアップアニメーションが、シビックタイプR (New Civic Type R, FL5)の疾走感が感じられ、特別感もあって魅力的。

参考までに、ショート動画として撮影しましたので、どんなアニメーションなのかも見て頂けますと幸いです。

一方で減速セレクターの形状や、LEDリアフォグランプは…

続いてステアリング周りを見ていくと、ステアリングホイールの太さとしてはZR-Vと大きく変わらないものの、パドルシフトならぬ減速セレクターは、ステップワゴンと同じ形状のようですね。

ZR-Vやプレリュードのような、メタル調の独特な形状を持ったものではないのがちょっと残念なところです。

あと、奥のウィンカーレバーのデザインも見ていくと、相変わらずホンダではLEDリアフォグランプの設定は無いようです。

BLACK EDITIONではないので、ヘッドアップディスプレイ[HUD]の設定は無し

メーターフード周りも見ていくと、本グレードではヘッドアップディスプレイ[HUD]が搭載されていないことも確認できます。

あとステアリング調整は電動タイプではなく、手動調整式のチルト&テレスコピックというのもちょっと残念なところです。

この他も見ていきましょう。

運転席・助手席の上部に設けられたサンバイザーには、パーキングチケットスペースも完備。

裏面を見ていくと、バニティミラーやバニティランプも装備。

なおバニティランプが非LEDなのは、女性がお化粧する際、白い光だと肌が白く照らされてお化粧しづらいため、敢えて肌色に近いオレンジ系の非LEDにしているそうです。

続いては、フロントの中央天井にあるルームランプやサングラスケース。

ルームランプは当然LEDが採用されていて、サングラスケースには…

このようにルームミラーになるのもグッドポイント。

デジタルインナーミラーは非搭載

なお、奥に設けられているルームミラーに関しては、自動防眩タイプでありながらも、デジタルインナーミラーではありません。

ディーラーオプションでも、アドバンスドルームミラーの設定が無いとのことなので、社外品を取り付ける必要があります。

あとは、BOSE製プレミアムサウンドシステムも標準装備(12スピーカー)。

コックピット及びインパネ周りもチェック

続いては、ナビやインパネ周り、センターシフト周りも見ていきましょう。

水平基調のレイアウトは、ホンダのデザイン言語として定番化していますが、一方で他車種との差別化が極めて小さいため、各車としての個性さが失われているのが課題。

何かと曰く付きとなるGoogleビルトインタイプのHonda CONNECT 9インチディスプレイオーディオ

こちらは、GoogleビルトインタイプのHonda CONNECT 9インチディスプレイオーディオ。

Googleナビやサービスに関しては、月額990円のプランに加入していないと使えないのがネックで、最初の1年間は無料で活用できるものの、その後は自動的に引き落としされるシステムですから、わざわざ有料でナビを使いたくない人は、Apple CarPlay/Android Autoを活用した方が良いかもしれません。

シートヒーターは備わっているが…

エアコン操作系も3連ダイヤル付きで、直感的な使いやすさもあって魅力的。

画像では確認が難しいですが、シートヒーターは装備されていて、シートベンチレーションは備わっていません。

その下には、USB Type-Cポートが2口(入力用と充電専用)と、電源ソケット、そしてその下部には置くだけ充電と仮置きスペースが設けられています。

センターシフト周りを見ていくと、こちらもe:HEVモデルでは見慣れたスイッチ式。

左上から「パーキングパイロットスイッチ」「ドライブモードセレクター」「ヒルディセントコントロールスイッチ」。

真ん中はスイッチ式センターシフトで、”D/B”レンジはステップワゴンと共通。

そして右隣には、電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド機能[ABH]が備わり、オートブレーキホールドはメモリー式となっています。

センターシフト手前のドリンクホルダーは横2列タイプですが、基本的にはペットボトルやタンブラーなどの丸形タイプとなり、紙パックなどは難しそうですね。

そしてその手前には、小銭やスマートキーなどの小物置きスペースが僅かに設けられています。

こちらはセンターアームレスト。

本革のようにも見えますが、どうやら合成皮革のようです。

センターコンソールボックスも深さがあって、ティッシュ箱も収納できそうです。

2ページ目:後席はリクライニング可能ながらも、とあるパーツのせいで使い勝手は最悪に