ホンダが2026年に国内導入するEVの正体は中国製の新型e:NS2!ハリアー並みのサイズ感でオデッセイに続く輸入販売へ。年間3,000台限定の勝機はあるか

ホンダが2026年に販売するピュアEV SUVは、中国からの輸入モデルだった

前回のブログにて、ホンダが2026年に販売する新車・新型車を紹介しました。

そのなかには、ピュアEVホットハッチ仕様となる新型スーパーワン (Honda New Super-One)を始め、年間3,000台を販売予定のピュアEV SUVも発売されることもお伝えしました。

このEV SUVについては、当初Honda 0 SUVをベースにしたモデルなのでは?と予想しましたが、どうやらホンダの中国法人と東風汽車集団の合弁企業である東風本田のSUVを輸入販売することが判明しています。

具体的にどういったモデルなのか?早速チェックしていきましょう。


日本で販売予定なのは、トヨタ・ハリアーに近いサイズ感の新型e:NS2

こちらが、2026年春~夏頃にかけて日本で発売予定となっている新型e:NS2。

本モデルは、ホンダの中国ブランド「e:Nシリーズ」の第二弾で、2024年4月に正式に中国にて発表されたもの。

広汽本田からもe:NP2が販売されており、今後中国ホンダでは、2027年までに10車種ものブランドEVを投入する予定で、2035年までにEVの販売比率を100%にする計画です。

なおホンダ公式プレスリリースでも公開されている通り、e:Nシリーズは「動」・「智」・「美」を共通コンセプトにしていて、e:NP2/e:NS2の特長を以下の通り説明しています。

「動」:
e:Nシリーズ専用の「e:N Architecture F (イーエヌ・アーキテクチャー・エフ)」をベースに、ホンダが培ってきたダイナミクス技術を融合することで、人車一体感がある爽快な走りを目指しました。

また、IPU(インテリジェントパワーユニット)には大容量のバッテリーを採用するとともに、バッテリーの制御技術や走行抵抗の低減により、e:NP2では545kmの航続距離(中国CLTC基準)を実現しています。


「智」:
大型のヘッドアップディスプレーや、機能と連動した光の演出などによって、先進的で機能性の高いHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)としました。

また、標準装備となる12.8インチの大型ディスプレーオーディオと、中国におけるEV専用のコネクテッド技術「Honda CONNECT 4.0 (ホンダコネクト)」の進化によって、利便性・快適性を向上させました。

冬場の快適性を向上させるため、エアコンとヒーターの協調制御などで電力消費を最小限に抑え、乗員を効率よく暖めることが可能なインテリジェントヒーティングシステムを、ホンダ車として初めて適用しました。


「美」:
SUVのようなユーティリティーの高さとセダンのような流麗なフォルムを両立しながら、洗練され未来感のあるエクステリアデザインとしました。

インテリアでは、水平基調ですっきりしたインストルメントパネルを導入すると共に、上質な素材に包まれる心地よい空間を目指しました。

また、大型ディスプレーオーディオやスマートフォンのアプリから好みの香りを選択し、その香りを車内へと拡散させるアロマシステムをHonda車として初めて適用しました。

via:Honda

e:NS2のボディサイズやスペックは?

ちなみに、このe:NS2のボディサイズですが、中国仕様だと全長4,788mm×全幅1,838mm×全高1,570mm、ホイールベース2,735mmととにかく大きく、トヨタ・ハリアーに近いサイズ感。

参考までに、ホンダのSUVやトヨタSUVのボディサイズとも比較していきましょう。

e:NS2:全長4,788mm×全幅1,838mm×全高1,570mm、ホイールベース2,735mm

CR-V e:HEV RS:全長4,700mm×全幅1,865mm×全高1,680mm、ホイールベース2,700mm

ZR-V:全長4,570mm×全幅1,840mm×全高1,620mm、ホイールベース2,655mm

トヨタ・ハリアー:全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mm、ホイールベース2,690mm

トヨタbZ4X/スバル・ソルテラ:全長4,690mm×全幅1,860mm×全高1,650mm、ホイールベース2,850mm

以上の通り、e:NS2の全長はCR-V e:HEV RSよりも長く、全幅と全高はZR-Vよりも小さめなのですが、全高はクーペクロスオーバーと呼ばれるレベルの低さなのがわかりますね。

おそらく競合モデルには、ビッグマイナーチェンジ版・トヨタ新型bZ4Xやスバル新型ソルテラ (Subaru New Solterra)、日産の新型リーフ (Subaru New Leaf, ZE2)が対象になるかと思われますが、やはり気になるのはスペック。

あくまでも中国市場向けのスペックではありますが、バッテリー容量は68.8kWhが搭載され、航続可能距離は545kmに到達。
※bZ4Xは前輪駆動[FWD]モデル740km以上を実現している

システム総出力は204ps/システムトルク310Nmと、アコード/プレリュード/シビック/ZR-Vの排気量2.0L 直列4気筒直噴エンジン+デュアルモーターハイブリッドe:HEVに近いスペックなのがわかりますね。

足もとのタイヤホイールサイズを見ていくと、前後共通の225/50R18インチタイヤを装着しますが、CR-V e:HEV RSの19インチタイヤホイールに比べるとダイナミックスさには欠けるところ。

2ページ目:新型e:NS2のインテリアはかなり先進的!気になる価格は?