【ホンダの誤算】中国限定3,000台の新型フィットが異例の売れ残り?衝撃の顔面刷新も完売せず。生涯保証付きで約148万円でも苦戦する理由とは
僅か限定3,000台ながら、発売から約2週間が経過しても完売しないとは…
2026年1月15日、ホンダの中国法人と広汽集団の合弁企業である広汽ホンダより、ビッグマイナーチェンジ版・新型フィット (GAC Honda New FIT、中国表記:飛度)が正式に発表・発売されました。
本モデルは、中国限定3,000台のみの特別仕様車として販売され、車両本体価格は66,800元(日本円に換算して約148万円)となっています。
ちなみにこのモデル、エクステリアの大幅刷新だけでなく、エンジンとトランスミッションの生涯保証も付帯されているのもポイントです。
しかしながら、あまりにも奇をてらったデザインがユーザーの好みにマッチしていないのかは不明ではあるものの、発売から約2週間が経過したにも関わらず、未だ完売していないことが明らかとなりました。
売れない原因は不明ながらも、やはり奇抜なフロントマスクが要因か?

大手中国カーメディアAutohomeの情報によると、広汽本田の広報担当に問合せしたところ、「現在(2026年1月下旬時点)でも販売中」とのことで、僅か3,000台という少ない台数さえも捌けない状態となっているようです。
ちなみに、上の画像のビッグマイチェンによりフロントマスクを大幅刷新したフィットになるわけですが、リークされた当初は強烈なインパクトでした。

しかしながら、リークされてから9か月以上が経過して、その後もブルーやイエローといった奇抜なボディカラーがリークされたこともあり、このインパクトあるフロントマスクも見慣れてきて、「意外と悪くないんじゃないか?」とも思えたり。
おそらくは、ホワイトやブラックといった定番カラーよりも、フロントマスクに負けない有彩色であれば、奇抜なデザインを好む中国ユーザーに刺さるのではないか?という見立てで、敢えてホワイトとブルー、イエローの3色のみをラインナップしたのだと推測。

とはいえ、それでも台数限定の特別モデルが完売しないことには、何のためにビッグマイナーチェンジしたのかわからないですし、このまま失敗作に終わってフェードアウトしてしまうのも避けたいところ。
改めてフロントマスクを見ていくと、丸みを帯びたフロントバンパーが何とも特徴的で、フロントヘッドライト意匠も、二灯式LEDデイライトと単眼LEDヘッドライトを独立にすることで、どことなく欧州チックな見た目にも思えたり。

二灯式のLEDデイライトは、どことなくフリード (New FREED)のような印象を与え、フロントウィンカーもLEDデイライトが反転する仕組み。
その直下にある独立式LEDヘッドライトは、シンプルな単眼タイプでオートハイビーム止まり。
樹脂ホイールキャップ付きのエントリーホイールを装着したのは、カスタムされること前提か

足もとのホイールサイズは15インチ(タイヤサイズは185/60 R15インチ)とコンパクトながら、スチールホイールに樹脂ホイールキャップを装着したエントリーグレード仕様。
個人的には、特別仕様車ならではの専用アルミホイールを装着した方が良かったのでは?と思ったりもしますが、カスタム好きの中国ユーザーのことを考えて、敢えてエントリーグレードのスチールホイールに留めた可能性も高そう。

ボディサイズとしては、全長4,169mm×全幅1,694mm×全高1,537mm、ホイールベース2,530mmととてもコンパクトで、道幅の狭い中国の街中には最適なサイズ感ではないかと思います。
リアデザインはそのままに、リアロアバンパーの小規模変更のみ

こちらはリアデザイン。
テールランプ意匠は何の変更もなく、U字型LEDテールランプはそのままに、リアウィンカーも非LEDの豆球タイプ。
唯一変化したのは、リアロアバンパーがボディ同色からブラックに変更されたことで引き締まりを与えているぐらいでしょうか。
ボディカラーは全3色をラインナップ

ボディカラーに関しては、先ほどもお伝えした通り3色のみの展開で、スターリーホワイト、ファイアリーイエロー、エクストリームブルーをラインナップします。

こちらはリアクォータービュー。
日本仕様だと、シャークフィンアンテナはブラックに塗装されていますが、中国仕様はボディ同色で若干コストが掛かっている模様。
アウタードアハンドルもボディ同色で一体感があるため、まとまりもあって十分魅力的なのですが、やはりフロントマスクが大きく影響しているのかもしれません。
