【ホンダの明暗】2026年1月販売台数を考察!N-BOXとステップワゴンが前年超えの爆売れ。一方でZR-Vが「40%台」まで急落し、オデッセイに絶望の声が上がる理由

2026年1月度のホンダ車の売行きは好調なのか?

前回のブログにて、一般社団法人・日本自動車販売協会連合会及び、全国軽自動車協会が、2026年1月度となる新車販売・登録台数ランキングを公開したことを紹介しました。

今回は、これらのランキングを参考にしつつ、ホンダ車のみに焦点を当てていきたいと思います。

商品力を上げず、値上げだけが極端に目立つホンダですが、2026年1月度のランキングにランクインした車種たちは、どれだけの台数が売れており、前年同期比で見たときにプラスになっているのかどうかもチェックしていきましょう。


2026年1月度のホンダの新車販売・登録台数はこうなっている

それでは早速、2026年1月度の新車販売・登録台数ランキングをベースにしつつ、ホンダ車のみをピックアップしたランキングを見ていきましょう。


【2026年1月度のホンダ新車販売・登録台数一覧】

  1. N-BOXシリーズ:16,534台(前年対比100.9%)
  2. フリード:7,135台(前年対比92.6%)
  3. ヴェゼル:6,028台(前年対比114.4%)
  4. ステップワゴン:5,205台(前年対比138.8%)
  5. N-WGN:1,965台(前年対比97.6%)
  6. WR-V:1,688台(前年対比55.1%)
  7. シビックシリーズ:1,589台(前年対比85.3%)
  8. ZR-V:882台(前年対比40.6%)
  9. オデッセイ:738台(前年対比89.9%)

以上の通りとなります。

ちなみに上の一覧の赤太字で記載された車種は、前年対比で100%を超えている(プラスになっている)車種になります。

普通乗用車と軽自動車合わせて、それぞれにランクインしているのは全17車種のうちの9車種のみ(約53%)。

アコードやプレリュードに関しては、やはり価格帯が高額で台数が出にくいモデルということもありランキング外となっています。

これらの一覧を見て気になったのは、前年対比で100%超え(プラス)になっているのが、軽トールワゴンのN-BOXシリーズと、ミドルサイズミニバンのステップワゴン、そしてBセグメントSUVとなるヴェゼルの計3車種のみということ。

それ以外の車種に関しては、前年同期比で100%を切っており、全てマイナスという結果になっています。

N-BOXは特別仕様車効果の可能性も?

ここからは、個人的に気になっている車種別での考察・分析をしていきたいと思います。

まずはN-BOXシリーズについて。

今回の販売台数ランキングで最も多く売れ、且つ前年同期比を上回る勢いを見せていますが、おそらくこれだけの販売台数を記録できたのも、特別仕様車BLACK STYLEが登場したことが影響しているからだと推測。

基本的にはN-BOXカスタム/N-BOXカスタム・ターボをベースにした特別仕様車ではあるものの、ブラックアクセントによる標準車との差別化が、多くの乗り換え検討勢に刺激を与えたのではないかと考えられます。

但し、この特別仕様車はマルチビューカメラが搭載できないというデメリットがあるため、標準車の現行JF5/JF6のN-BOXカスタムからの乗り換えメリットとしては薄いんですよね(使い勝手が悪くなるので)。

ちなみに私がお世話になっているホンダディーラーでも、確かにBLACK STYLEの売行きは好調とのことですが、基本的には先代JF3/JF4からの乗り換えが多いとのことです。

ステップワゴンも特別仕様車効果の可能性が高そうだ

続いては、ホンダのミドルサイズミニバンでお馴染みとなるステップワゴン。

今回のホンダのランキングの中で、最も前年同期比の数値が高かったステップワゴンになるわけですが、珍しく130%を超えた理由としては、やはり特別仕様車30周年記念モデルが発売されたから。

こちらも前回のブログにてお伝えした通り、ホンダのラインナップモデルでは「近年稀に見る」お得仕様で、装備内容と値上げ幅を考えると、明らかにコスパが優秀なモデルなんですね。

ただ、ベースとなるのはe:HEV AIR EX・3列7人乗り[2WD]と、e:HEV SPADA・3列7人乗り[2WD]の2グレードのみ。

ガソリンモデルが対象にならないのは残念なところですが、以下の装備が全て標準装備されることを考えると、更にワンランク上のSPADA PREMIUM LINEを選択しなくても良いのは大きなメリットだと思います。

【(2026年)特別仕様車ステップワゴン 30周年記念モデルの専用装備一覧】

★LEDルームランプ標準装備

★2列目シートヒーター標準装備

★マルチビューカメラシステム[MVC]標準装備

★アダプティブドライビングビーム[ADB]標準装備

★後退出庫サポート標準装備

★30周年専用STEPWGNタグ(シートタグ)

★30周年専用エンブレム

★エンブレム背景をブルーからブラックに変更

以上の通りとなります。

私がお世話になっているホンダディーラーでも、ちょこちょこステップワゴンのお問い合わせや商談なども増えているそうで、先代ステップワゴンからの乗り換えはもちろんのこと、日産の先代C26以前となるセレナから乗り換えされている方も多いとのことですから、それだけユーザーの物欲を刺激するモデルなのかもしれませんね。

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