【トヨタの矛盾】新型アクアは「受注停止」なのに売れてない?前年割れの背景に透ける生産枠の闇。一方で発売4年のノア/ヴォクシーが「前年超え」で爆売れし続ける理由
トヨタは「発売後に即受注停止」になるイメージだが、それに見合った販売・登録台数なのだろうか?
一般社団法人・日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会が、毎月更新している新車販売・登録台数ランキング。
前回のブログでは、2026年1月度の最新ランキング紹介しました。
以前は、日産車に焦点を当てての分析・考察をしてきましたが、今回はトヨタ車のランキングに焦点を当て、各車を分析・考察していくことに。
加えて、トヨタディーラーにて取材させていただいた情報も盛り込んでいけたらと思います。
2026年1月度の日産車の新車販売・登録台数ランキングはこうなっている

それでは早速、2026年1月度の新車販売・登録台数ランキングをベースにしつつ、トヨタ車のみをピックアップしたランキングを見ていきましょう。
【2026年1月度のトヨタ新車販売・登録台数一覧】
- ヤリスシリーズ:11,192台(前年対比68.8%)
- シエンタ:10,145台(前年対比105.7%)
- ライズ:9,239台(前年対比136.0%)
- カローラシリーズ:9,218台(前年対比65.6%)
- アルファード:7,860台(前年対比79.7%)
- ルーミー:7,694台(前年対比122.9%)
- ヴォクシー:7,190台(前年対比114.5%)
- ノア:6,439台(前年対比105.3%)
- アクア:5,268台(前年対比82.6%)
- ハリアー:4,678台(前年対比91.5%)
- ランドクルーザーシリーズ:4,385台(前年対比86.9%)
- クラウンシリーズ:4,329台(前年対比82.8%)
- プリウス:4,103台(前年対比49.9%)
- ヴェルファイア:3,317台(前年対比122.6%)
- bZ4X:1,651台(前年対比6,604.0%)
- RAV4:1,546台(前年対比72.6%)
- JPN TAXI:914台(前年対比101.1%)
以上の通りとなります。
ちなみに上の一覧の赤太字で記載された車種は、前年対比で100%を超えている(プラスになっている)車種になります。
今回のランキングて、個人的に気になった車種をいくつかまとめていきたいと思います。
新型アクアは発売後に即受注停止となっていたが…

まずは、2025年9月に発表・発売されて5か月以上が経過した、ビッグマイナーチェンジ版・新型アクア (Toyota New Aqua)。
画像でもお分かりの通り、今回のビッグマイナーチェンジでは、フロントマスクが現行プリウス (Prius, 60系)と同じようにハンマーヘッドが採用され、更に全グレードにおいて電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]機能が標準装備されました。
ABH機能に関しては、2025年8月に発売された一部改良版・新型シエンタ (New Sienta)に続いて2車種目となるメモリー機能が搭載されたことで大きな話題となりました。
そんなアクアも、発売直後に「即受注停止」となった販売店が多かったと記憶していますが、今回の2026年1月度の販売・登録台数ランキングを見ていくと、台数としては5,268台で、前年対比82.6%とマイナスになっているんですね。
つまり、「即受注停止=大量のバックオーダーを抱えるほどに受注殺到」していて、ヤリスシリーズやカローラシリーズ、シエンタ、ルーミーなどのように毎月の月産台数が1万台近くまで迫っている…というわけではなさそう。

っとなるとなる、そもそものアクアの月産台数が少なくなっていて、年間の振り分け台数自体も減っているのでは?との見方もできることに?
もちろん、普通車で月販台数5,000台を超えることも十分優秀だとは思うものの、ビッグマイチェンという大きな変化が入りながらも、ビッグマイチェン前のモデル末期の時の販売台数を下回るのは違和感があるところですし、やはりメーカー側が意図的に月産台数を減らしているのかもしれません(もしくは部品供給不足などを理由に生産が遅れている恐れも?)。
あと、地域柄もあるかもしれないのですが、2026年2月時点でも街中で新型アクアを見かける頻度が少なく、まだまだユーザー向けの納車が進んでいないのかもしれません。


