【トヨタの矛盾】新型アクアは「受注停止」なのに売れてない?前年割れの背景に透ける生産枠の闇。一方で発売4年のノア/ヴォクシーが「前年超え」で爆売れし続ける理由
(続き)2026年1月度の新車販売・登録台数ランキングから見るトヨタ車の変化
引き続き、2026年1月度の新車販売・登録台数ランキングをベースに、トヨタ車の変化について分析・考察していきましょう。
90系としてフルモデルチェンジして4年が経過したノア/ヴォクシーだが、相変わらず勢いが止まらない

続いて、2022年1月に90系としてフルモデルチェンジを果たしてから4年以上が経過したノア (New Noah)/ヴォクシー (New Voxy)。
これらのモデルも、2025年9月に初の一部改良が実施されたわけですが、内外装デザインが刷新されたわけではなく、基本的にはグレード整理と上級グレードのメーカーオプションの標準化がメインとなります。
つまり、根本的な商品力としては変化していないノア/ヴォクシーですが、一部改良という「小規模な変化」であっても受注が殺到し、こちらも発売後に即受注停止。
しかも、2026年1月の販売・登録台数においては、ノアが6,439台で前年対比105.3%、ヴォクシーは7,190台で前年対比114.5%とプラスで、着実に販売台数を伸ばしているんですね。
やはりミドルサイズミニバンは、日本市場では最強のカテゴリーなのかもしれない

競合ミドルサイズミニバンのホンダ・ステップワゴン (Honda STEPWGN)や日産セレナ (Nissan Serena, C28)を圧倒するほどの商品力で、おまけに日本の公道や客層、そしてファミリーカーという「最もユーザーに寄り添うカテゴリー車両」なので、需要は常に衰え知らずなんですよね。
先ほどのアクアとは対照的ですし、ビッグマイチェンせずとも「十分売れる商品力と、客層を理解した装備バランスとデザイン」、そしてノア/ヴォクシーというブランド力の高さによるリセール率の高さが、先代ノアヴォクからの乗り換え需要だけでなく、現行ノアヴォクからの箱替えという需要もあるのでしょうね。
私がお世話になっているトヨタディーラーでも、90系ヴォクシーの初期型を購入して初回車検を迎える目前に、上手いタイミングで改良型に乗り換えた方もいらっしゃるそうで、やはりリピーター率も高い車なのだと考えられます。
早くもノア/ヴォクシーも次なる改良が入る可能性?

そんなトヨタの売れ筋モデルとなっているノア/ヴォクシーですが、2026年4月頃には、更なる一部改良の情報が展開されるとの噂も。
これについては、過去のブログでもお伝えした通り、ノア/ヴォクシーのガソリンモデルが廃止となり、ハイブリッド(HEV)モデルに一本化するというもので、昨今のトヨタのEV集約化の流れを考えると違和感は無し。
しかも、ノアのOEMモデルとなるスズキ・ランディ (Suzuki Landy)も、2026年1月下旬あたりから公式ホームぺージにも掲載されず削除されているため、おそらくは改良型に向けての準備が進められているのではないかと予想されます。
1ページ目:ビッグマイナーチェンジ版・新型アクアは即受注停止しているのに、販売台数に勢いが無い?という矛盾





