【現場が悲鳴】ダイハツ40万台リコールで新型ムーヴオーナーの誤解が急増中?先代との違いと、ムーヴキャンバス勢も巻き込むネット情報の罠
これはさすがに販売店が気の毒だな…
2026年3月26日、ダイハツがムーヴ/ウェイク/ハイゼット等の5車種・累計405,963台を対象にリコールを届け出し大きな話題に。
不具合内容としては、カウルルーバーにおいて、車体への組付け指示が不十分であったため、止水シール部から雨水等がブレーキブースターに滴下するものがあるとのこと。
そのため、ブレーキブースターに錆が発生し、そのままの状態で使用を続けると、錆が早期に進行することに。
最悪の場合、ブレーキブースターに穴が開いてしまい、ブレーキペダルの操作力が増大し、制動距離が長くなるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
実はこのリコール、新型ムーヴではなく先代ムーヴが対象なのですが、どうやらダイハツディーラーにて、新型ムーヴオーナーからの問合せが増えているようです。
対象型式は「LA150S/LA160S」であり、新型の「LA850S/LA860S」ではない

今回のリコールですが、対象となるモデルは先代ムーヴの「LA150S」と「LA160S」の2型式のため、新型ムーヴの「LA850S」と「LA860S」とは全くの別物。
しかしながら、一部YouTube動画などで「新型ムーヴをサムネ」にしたクリックベイト的なリコール動画が拡散されたからなのか、ダイハツディーラーに「うちの新型ムーヴがリコールの対象みたいだけど、大丈夫なの?」といった問い合わせがあるようです。
私がお世話になっている地方系のダイハツディーラーでも、複数件の問合せがあるわけですから、もしかすると都市部や大型のダイハツディーラーでは、更に多くの問合せやクレームがあるのでは?と推測。
なお、実際に問い合わせがあったオーナーに対し、販売店から「新型ムーヴがリコールという情報は、どこから得たものしょうか?」と質問したところ、案の定YouTubeであったり、ネットニュース、なかにはテレビニュースを見て連絡されたのだそう。
テレビに関しては、実際に先代ムーヴの画像が公開されたのかは不明ですが、「ムーヴがリコール=新型ムーヴ」という認識を持たれた方もいらっしゃるのかもしれませんね。
実は「ムーヴ=ムーヴキャンバスのリコール」と勘違いしての問合せも

先ほどの先代ムーヴと新型ムーヴ違いによるリコールですが、ダイハツディーラー曰く、どうやら一部のムーヴキャンバスオーナーからも問い合わせが来ているそうで、「ムーヴのリコール=ムーヴキャンバスもリコール」と勘違いされている方も。
なお、先ほどのムーヴの問合せ含めて、ムーヴキャンバスの問合せも50代以上の男女からが多いそうで、若い層からの問い合わせは全く無いとのこと。
これも客層による影響なのかは不明なのですが、販売店側もこうした問合せの影響で業務が一時的に止まってしまうことを考えると、何とも気の毒。

オーナー側も悪気があって問合せしているわけではないと思うのですが、こうしたハプニングがなどがあると、国土交通省やメーカー側も、「新旧の違いがわかるような掲載方法を考える必要がある?」など、これまた新たな仕事が増えてしまうと、それはそれで何だかややこしいことになってしまいそうですね。
